Gly-Gly-type Alkene Isosteres for Beta-turn Peptidomimetics

Stereoselective synthesis of Gly-Gly-type (E)-methylalkene and (Z)-chloroalkene dipeptide isosteres and their application to 14-mer RGG peptidomimetics

H. Okita, Y. Kato, T. Masuzawa, K. Arai, S. Takeo, K. Sato, N. Mase T. Oyoshi and T. Narumi*

RSC Adv., 2020, 10, 29373-29377.

Stereoselective and efficient synthesis of Gly-Gly-type (E)-methylalkene and (Z)-chloroalkene dipeptide isosteres is realized by organocuprate-mediated single electron transfer reduction. The synthetic isosteres can be used in Fmoc-based solid phase peptide synthesis, resulting in the preparation of the 14-mer RGG peptidomimetics containing an (E)-methylalkene or a (Z)-chloroalkene unit.

Pendant Alkoxy Groups Drive the Efficiency of NHC Catalyst

Pendant Alkoxy Groups on N-Aryl Substitutions Drive the Efficiency of Imidazolylidene Catalysts for Homoenolate Annulation from Enal and Aldehyde

R. Kyan, K. Sato, N. Mase and T. Narumi*

Angew. Chem. Int. Ed. 2020, 59, 19031–19036.

The formation of conjugated Breslow intermediate is a turnover-limiting step in the NHC-catalyzed γ-butyrolactone formation via homoenolate addition. Structural and mechanistic studies including deuterium exchange experiments revealed that the formation of conjugated Breslow intermediate is facilitated by the proximity effects of pendant alkoxy groups on ortho-N-aryl groups of imidazolylidene catalyst.

Chemoselective Umpolung Catalyzed by NHC

Chemoselective Umpolung of Enals for Asymmetric Homoenolate Cross-Annulation of Enals and Aldehydes Catalyzed by N-Heterocyclic Carbene

R. Ide, R. Kyan, T. P. Le, Y. Kitagawa, K. Sato, N. Mase and T. Narumi*

Org. Lett. 2019, 21, 22, 9119–9123.

An asymmetric homoenolate cross-annulation of enals and aldehydes with high enantioselectivity is realized by NHC-catalyzed chemoselective umpolung of enals. The reaction proceeds in a highly chemoselective manner, selectively generating the conjugated Breslow intermediates from enals rather than aldehydes, enabling the homoenolate addition of enals to aldehydes in preference to competing acyl anion-mediated reactions. Enantioenriched substituted γ-butyrolactones are formed in good yields with high enantioselectivities.

PEM8-2018に行ってきました。

(昨年度のことですが…)
2018年11月8日から10日までベルリンで開催された8th Peptide Engineering Meeting (PEM8-2018)に行ってきました。

PEMはこれまで参加したことがなく、久々のベルリンということもあり、とても楽しみに参加しました。実際参加してみて、学会としてはそこまで大きな規模ではなく、大学の講堂が全席埋まるくらい(約200人)でしたが、朝から夕方までみっちりの講演が3日続き、いろんな意味でお腹一杯の国際会議でした。

今回PEMに参加した目的の一つは、筆者のライフワークとも言えるアルケン型ペプチド結合等価体について、MIT・Ronald Raines先生と直接ディスカッションするためでした。Raines先生はアルケン型ペプチド結合等価体をプローブとしてコラーゲン等の生体分子の構造解析や理論計算による解析などを報告しており、一度はディスカッションしたいと常々思っていました。(恐る恐る)休憩時間に話しかけると、とても気さくに対応してくれて、とても有意義なディスカッションをしてくれました。

今回のPEMは、学会の規模がそこまで大きくなく、会場が市の中心部から少し離れていたこと(今回限りかもしれません)が幸いし、講演者のほとんどがポスター会場にいるようで、Raines先生以外にも、ETH・Helma Wennemers先生や、University of Wisconsin at Madison・Samuel Gellmann先生、New York University・Paramjit Arora先生と濃いディスカッションをしました。

一緒に参加した東京薬科大学・高山健太郎先生、北海道大学・渡邉瑞貴先生のおかげで、貴重な経験をすることができました。ありがとうございました!

若手重点研究者に選出!

鳴海哲夫准教授が第4期(2019~2021年度)静岡大学若手重点研究者に選出されました。

「静岡大学研究フェロー」および「静岡大学若手重点研究者」:
自由な研究環境のもとに基礎的な研究及び世界をリードする特色ある研究を推進するため、特に研究等の分野において先駆的・先導的な役割を担う教員を静岡大学研究フェロー、特に高い志を持ち更なる飛躍が期待される若手教員を静岡大学若手重点研究者として称号を授与している。(HPより)

これまで以上に気を引き締めて、静岡大学ならではの教育研究に注力します!今後ともご指導どうぞよろしくお願いします。

DDNPTM-2018に行ってきました。

11月15日から17日に、 6th Biennial International conference on New Developments in Drug Discovery from Natural Products and Traditional Medicines 2018 に参加しました。

開催場所は、Chandigarh (チャンディガール) というインドの北にある都市で、筆者としては初のインドです(いろいろ不安になりましたが、お腹はくだしていません)。これまでに何度もお会いしているNIPERのInder Pal Singh先生が世話人で、直接お誘いいただいたというのもあり、せっかくの機会なので参加させていただきました。

約30名の基調講演と招待講演に加え、約200名の学生さんが発表するという「濃い」学会でした。現地の学生さんは結構積極的で、何枚も写真をとったり、講演後ディスカッションしたり、国が違えばここまで違うと改めて認識しました。

本学会に参加し、さらに積極的にディスカッションに参加してくれた皆様に感謝申し上げます!

(頂いた盾)

 

 

ICBWI2018に行ってきました

11月27日から28日に、 International conferrence on Biotechnology for the wellness industry 2018 (ICBWI2018) に参加しました。

開催場所はマレーシアのマラカ…

のはずが、その後の連絡でUTMのクアラルンプールキャンパスでの開催ということになりました(ほぼ毎年マレーシアを訪問するものとしては行ったことがないマラカに興奮していたものの…少し残念でした)。

今回は鳴海先生は招待講演、大学院生(M2井出竜司くん、M2加藤由奈さん)は口頭発表でした。同じ学科の二又裕之先生と大学院生2名も一緒です。昨年度のIPSB2017の時にお会いした先生方ならびにお世話してくれた学生さんもいてくれてとても懐かしい2日間となりました。

大学院生は不慣れな英語での口頭発表でしたが、質疑応答含め、全員が堂々と自分の研究成果について発表してくれました。そして加藤さんが最優秀発表賞を受賞しました。おめでとうございます!

(発表風景@UTM-KL)

日本薬学会第139年会(千葉)

日本薬学会第139年会(千葉)にて、B4新井康介くん、B4今井咲さん、B4谷口大樹くんが自分の最新の研究成果についてポスター発表しました。会場にお越しいただいた皆様、ご質問いただいた皆様に感謝いたします。

(発表風景@ポスター会場)

新4年生!

4月1日より新しいメンバーが研究室に合流しました。毎年のことですが、キャラが濃いです。
今年度もどうぞよろしくお願いします。

(研究室旅行にて@北野天満宮)

研究室旅行2019 in 京都

3月4日から1泊2日で研究室旅行で京都に行って来ました。
昨年から「M2の修了(予定)を記念してお別れ会を兼ねた研究室旅行になり、研究室全員総出で行ってきました。
さすがに、17人(D2 1人、M2 3人、M1 3+1人、B4 3人、B3 4人、年寄り2人)になると移動も大変です。
毎年のごとく、田中智博先生(野口研)、高野皓くんが参加してくれて、「激しい」気分転換に付き合ってくれました。
今年度もアツい一年を過ごして、また京都に行きましょう!

(お気に入りの写真@Ace Cafe)