日本史分野
■ 貴田 潔 准教授(日本中世史)
日本中世史における地域社会論。文献資料の読解とともに現地調査の成果にもとづき前近代の村落景観を復原するフィールドワークの方法論を模索しています。
■ 松本 和明 准教授(日本近世史)
日本近世史における寺社支配の研究。おもに寺社領(朱印地)をフィールドに、幕府・藩・寺社領主・地域社会の視点から、支配の仕組み・あり方について考えています。
世界史分野
■ 藤井 真生 教授(ヨーロッパ中世史)
東中欧のチェコを中心に、中世における国家共同体や民族意識の形成過程、植民運動、さらには宮廷文化や図像資料、飲酒文化などを研究しています。
■ 矢野 涼子 講師(オセアニア近現代史)
19-20世紀の太平洋諸島植民地において、現地住民たちが支配者である欧米人に対し、どのような反応を示したかについて、特に「近代的」な政治制度の導入に注目しながら研究をしています。
■ 戸部 健 教授(中国近代史)
近代中国社会の特質とはどのようなものだったのか、教育や医療などの分野からの解明を目指しています。
考古学分野
■ 篠原 和大 教授(農耕文化論)
弥生文化の研究。弥生土器など物質文化からみた社会集団の比較研究。地域社会における農耕の成立、展開の研究。
■ 山岡 拓也 教授(先史考古学)
主に日本列島の旧石器時代を対象にして、当時の狩猟採集民の技術適応について研究しています。