2025年5月31日(土)登呂遺跡古代稲作代掻き

2025年5月31日(土)に登呂遺跡で古代稲作による赤米栽培の代掻きを行いました。開始しようとしたところ、前回田起こしをしたところに雑草が旺盛に生えていました。新田開発に雑草びっちりの光景に、さしもの棚田研究会も「ここから始めたのは初めて」とのことで、絶望から始まりました。

大雨と落雷で午前中解散となりましたが、皆さんのお蔭で3時間ほどで見違えるほど田んぼらしくなり、感動しました。

登呂遺跡の花もオオイヌノフグリとタンポポを集めて頂きました。

次回6/7はいよいよ田植えです。今回よりも広い範囲に挑みます。晴れの予報です。どうぞよろしくお願い致します。

2025年5月4日(土) 登呂遺跡南種子赤米(種子島・豊満)栽培の打ち合わせ・田起こし

5月4日(土)に登呂遺跡「古代稲作」による赤米栽培を開始しました。

登呂遺跡は1999年から2003年に行われた再発掘調査の内容に基づき、弥生時代当時の状況に近い形で再整備されました。水田域も復元整備されており、篠原知大先生によって登呂遺跡復元水田での栽培実験と耕起実験が行われています。この「実験考古学」の成果によって得られた赤米を静大生を中心としたボランティアにより栽培し、萩錦酒造さんにお米を委ねてお酒を造って頂く、オール静岡市駿河区のプロジェクトが始動しました。

作業に先立って、打ち合わせがありました。登呂遺跡では市民ボランティアによる登呂遺跡の田んぼでの米づくり体験を実施してきており、登呂博物館館長岡村渉さんご同席のもと具体的な登呂の赤米づくりについて登呂博物館の町田景介さんに詳しくご説明頂きました。篠原先生からは、復元木製農具の形、用途、使い方、強度、耐久性についてご説明頂きました。

発酵研からは、ボランティア募集計画と、10月から始まる『特別展 和食』に向けて、登呂遺跡の米のストーリー性、ヒストリカル・ブランディングによる高付加価値化についての展望についてお話しました。

実験水田の1年のサイクルは、①耕起→②湛水・破土→代掻き→③田植え→除草中耕→④落水→⑤稲刈り です。

5月4日の作業では①を行いました。実際に作業をすることで直柄四又鍬は草取りに、泥除け付き直柄広鍬は水分の多い泥の田起こしに向いているなど体験できました。

発酵研ではこちらの3枚の登呂遺跡復元水田をお借りすることとなりました。

今回のボランティアは15名の参加でしたが、中心となってくれたのは静岡大学棚田研究会です。15年の歴史ある部活で、経験豊富でみるみる田起こしを終えてくれました。田起こしには復元木製農具も利用しました。

とてもよい時期なこともあり、登呂遺跡には色とりどりの花がたくさん咲いており、みんなで花酵母単離用に花を集めました。ゆくゆくは登呂遺跡から採った登呂酵母で酒造りができればと思います。

打ち上げでおいしいネパール料理とビールを頂きました。次回5月31日(土)は②の作業を行います。歴史を感じながらいい汗をかくのはとても楽しくてお勧めです。ぜひご参加ください!