2026年5月16日(土) S-wave『Saturday Nature ~Shangri-La(シャングリ・ラ)~』

S-wave『Saturday Nature ~Shangri-La(シャングリ・ラ)~』に2026年は月に一回発酵研メンバーが出演することとなっています。5月16日(土)は静大発ベンチャー企業 Swyeast(スウィースト)株式会社代表取締役の農学部の木村先生が取り組む、野生酵母を使ったシロップなど発酵製品の開発についてお話しされました。https://www.shizuoka.ac.jp/news/detail.html?CN=11977 

木村先生は発酵シロップを持参され、実験室さながら一番おいしい分量でのソーダ割を造られるなど、料理番組風のやり取りが面白かったです。冬はお湯割りに、ノンアルビールや紅茶、アイスクリームやヨーグルトにもあいます。常温流通できる商品とのことです。

通常売られているただのシロップと異なり、発酵シロップは酵母が糖分を分解することでおいしい成分が出ていて、発酵させることで体にもやさしくなります。シロップに使われている夏みかん・だいだい・ゆずは木村先生たちが自分で取りに行ってきたものです。またエルダーフラワーといったハーブを用いてリラックスできるシロップも開発されました。

これらの製品は全て発酵がもととなっています。静大発酵研はアルコールを生み出す酵母を南アルプスや家康公の由緒ある場でイーストハントしてきましたが、その過程で、南アルプスで許可を頂いて山ウドの実などから採られたアルコールをつくるには「できの悪い子」を愛を持って活用し、パンを焼いたり、クラフトコーラを作ったりされてきました。

2026年4月18日(土) S-wave『Saturday Nature ~Shangri-La(シャングリ・ラ)~』

S-wave『Saturday Nature ~Shangri-La(シャングリ・ラ)~』に2026年は月に一回発酵研メンバーが出演することとなっています。4月18日(土)の大原所長とスペイン・バリャドリッド大学のダビ・カルバハル・デ・ラ・ベガ先生が出演しました。

ダビ・カルバハル先生は発酵研ができるきっかけとなった中世ビールのレシピを、カスティーリャ王国の2000以上の古文書から探して下さるなど静大発酵研の研究活動にご協力くださっています。このような長年の関係からバリャドリッド大学と静岡大学は大学間協定締結を進めていっています。

今回話題にしたのは発酵飲料のなかでもワインです。スペインのバリャドリッド大学が位置するワインの銘醸地「リベラ・デル・ドゥエロ」の歴史や経済、エノツーリズムを共同で研究する「ワインプロジェクト」を進めています。詳しくは『発酵と社会』3号をご覧ください。

日本のワイン文化には質、ラベル、DOへの認識など課題がまだ多くあります。静岡市のジビエの今後の展開、そしてジビエによく合うリベラ・デル・ドゥエロをより手頃な価格で輸入し、スペインワインのよさを知ってもらいたいです。

2026年5月3日(日)登呂遺跡南種子赤米栽培打ち合わせ・田起こし

2026年5月3日(日)に今年度第一回の登呂遺跡での赤米栽培の作業を開始しました。おおよそ20名のボランティアの方が集まりました。

登呂農耕文化研究所所長の篠原先生、また登呂遺跡での酒造りプロジェクトの研究代表者の横濱副所長から趣旨説明がありました。登呂遺跡の環境を活用して実験考古学を行う意義について、また特に重要となってくる木製農具の復元について、篠原先生からレクチャーがありました。

その後弥生の農具を用いて現地にて田起こしの実験を行いました。

また登呂遺跡に咲いている花から酵母を見つけるべくニワゼキショウ(庭石菖)、アカバナユウゲショウ(赤花夕化粧)ヤブヘビイチゴ(藪蛇苺)、タンポポ、シロツメクサを集めました。

これから育苗をし、次は5月30日に代掻きを行います。次回は横濱副所長が不在でかつまだまだボランティアの登録が少ない状況です。ぜひご参加ください!

2026年 登呂遺跡古代稲作赤米栽培・酒造りボランティア募集