- 対象:東海大学海洋学部3年【学外】
場所:天竜ブランチ東海大学の学生が参加する連携の野外実習です。森林と河川の物質循環について、実物を見ながらフィールド講義を行い、陸域と水域の物質的つながりについて理解を深めます。
[実習メニュー例]
・森林の物質循環:リタートラップ, 土壌断面, 樹幹流, 土壌pH, など
・森と川との物質(生物)の移動:水生生物の捕獲, 胃内容物調査, など
・河川での物質の移動:土砂移動, 流速と流量, など
- For 3rd grade in School of Marine Science and Technology, Tokai University [inter-]
Tenryu branch
Key words: Forest Ecosystem and Environment, biogeochemical cycle, etc.
月別: 2017年7月
【イベント】小学生への課外授業を開催
上阿多古小学校「理科のじゅぎょう」
(2017年7月20日)
演習林にほど近い上阿多古小学校の3年生から6年生までの生徒を対象に、課外授業を行いました。まずは静岡大学フィールド科学教育研究センター(演習林)の紹介をし、地域にこのような大学の研究教育の施設があることを知ってもらいました。続いて、高津先生による「ぼくの自由研究」の実験、サワガニを用いた研究観察を生徒のみんなに手伝ってもらいました。身近なサワガニの意外な生態(共食い)を目の当たりにし、あちこちのテーブルで歓声があがっていました。夏休み前ということもあり、自由研究の進め方の参考にもなったのではないでしょうか。
今後もこのような地域教育への貢献ができたらと考えています。
上阿多古小学校HP
http://www.city.hamamatsu-szo.ed.jp/kamiatago-e/
(公募終了)Field Lecture 2017 国内公募のお知らせ
国際森林フィールド実習「Field Lecture in Temperate Forests around Mt. Fuji」 受講生募集のお知らせ
静岡大学では、2013年から毎年夏に、東南アジアを中心とした世界各国の学生が日本の森林を学ぶ国際森林フィールド実習を開講してきました。この実習への日本人学生の参加は、これまで静岡大学からのみとなっていましたが、本年度からはこれに加え全国の学生にも実習参加の機会を広く提供したいと考えております。そこで、本実習へ参加を希望する学生(全国の森林科学を学ぶ修士の学生)を2名、募集いたします。
森林科学におけるグローバルな視点と、国際コミュニケーション能力とを身につけられる機会となります。ぜひ積極的なご応募をお待ちしております。
[対象] 全国の森林科学を学ぶ修士学生 2名
(実習はすべて英語で行われますので、英語で積極的に交流できる人物が望ましい)
[フィールド] 静岡大学農学部附属地域フィールド科学教育研究センター 天竜ブランチ・南アルプスブランチ・富士ブランチ
[実習期間] 29017年9月24日 〜 10月 2日
(〜28日までの前半のみの参加も可能です)
[応募締め切り] 8月23日(水) *応募多数の場合には抽選になります。
[単位について] 単位認定はありませんが、受講証明書を発行いたします。既存の単位互換協定を利用できる場合がありますので、各大学の教務・学務担当に問合せください。
また、本実習の受講学生は、11月頃に開催を予定している海外版の「Field Lecture」への参加資格が得られます。
[応募・問い合わせ先] 静岡大学フィールドセンター森林生態系部門 飯尾淳弘
Mail: iio.atsuhiro<at>shizuoka.ac.jp) <at>を@に代えてメールください。
Tel: 053-928-0014
その他、実習内容、スケジュールの詳細などは、下記の募集案内をご覧ください。
Field_lecture_国内公募案内 (docx)
造林学実験 / Laboratory Work in silviculture
- 対象:農学部環境森林科学科3年【学内】
場所:富士ブランチ・天竜ブランチ
実施:H29年度まで環境森林科学科(森林圏環境学)の3年生を対象とした実験実習。富士山麓から海岸性の乾燥地まで、様々な環境において実験を行います。光合成能力や水ポテンシャルなど様々な測定方法を学ぶとともに、森林・樹木の生理特性を理解することを目的としています。
キーワード:量子収率, 気孔コンダクタンス, 蒸散速度, 水ポテンシャル, など
- For 3rd grade in Department of Environment and Forest Resources Science [intra-]
Fuji branch and Tenryu branch
Key words: water potential, transpiration rate, stomatal conductance, quantum efficiency