(公募終了)H30年度「富士・南アルプス生態学実習」参加者募集!

静岡大学農学部附属フィールド科学教育研究センター森林生態系部門では、魅力あふれる本学森林フィールドを拠点に、全国からの学生が参加する公募型の実習を行っています。今年度も下記の通り公開森林実習を開講いたしますので、皆様の参加をお待ちしております!!

【富士・南アルプス生態学実習】
対象:主に学部生2-3年次向け
日程:8月31日(金)〜9月3日(月)
募集人数:15名
募集締め切り:8月7日(火)

この実習は本学の3つの森林フィールドを巡りながら、森林の生態系サービスとその保全に関するスキルを学ぶプログラムです。暖温帯から森林限界まで、異なる植生帯を一度に体感してもらうのと同時に、植生帯による生態系サービスの違いについても考察していきます。
また実習では「上昇する富士山の森林限界」、「シカによる植生インパクト」、「ササの一斉開花と枯死がもたらすもの」、「森林の地上部・地下部の多様性と生態系サービス」、「DNAによる種の判別法」など、今日的な問題や研究テーマも随所にちりばめて説明していきます!
https://wwp.shizuoka.ac.jp/agr-fc-forecol/?p=640
(昨年までの実習の様子をご覧いただけます)

詳しいスケジュールは、下記の資料をご覧ください。
富士・南アルプス生態学実習2018【資料−1】 (pdf)

静岡大学の森林フィールドの魅力!!
静岡大学農学部附属フィールド科学教育研究センター森林生態系部門は、天竜、南アルプス、富士の3フィールドから構成されています。それぞれのフィールドをめぐることで、暖温帯、冷温帯から亜高山帯、さらには森林限界まで、日本の代表的な森林植生のほぼすべてを見て回ることができます!
フィールド概要
フィールド植物図鑑

単位互換および参加申し込みについて
「全国農学系学部相互間における単位互換に関する協定(以下、全演協協定)」に参加する大学の学生は、本実習の単位を自大学の単位として習得できます。単位互換協定を利用できるかどうかは、各大学の教務・学務担当事務に問い合わせてください。単位互換制度を利用できる場合には、互換協定に基づいて参加手続きをしてください。
もちろん、単位互換制度のない大学からの参加も歓迎いたします。互換協定のない場合でも、講義内容と時間を記載した受講証明書を発行することができます。必要な場合はご連絡ください。
全国演習林協議会の公開森林実習

興味のある方は、まず下記へお気軽に問い合わせください!
担当:飯尾淳弘
TEL: 053-928-0014 E-mail: iio.atsuhiro(あっとまーく)shizuoka.ac.jp

(公募終了)H30年度インターンシップ参加者募集!

静岡大学農学部附属フィールド科学教育研究センター森林生態系部門では、森林保全に関する実務体験教育の観点から、当フィールドの技術職員の業務を含む森林系の仕事全般を体験する「森林生態系保全業務インターンシップ」を2012年より毎年行ってきました。今年度も下記の通り行いますので、参加学生の募集をいたします。

【森林保全業務インターンシップ】
対象:大学および短大等の学生
日程:1)8月20日〜8月24日 または 2)9月3日〜9月7日 (いずれか選択)
募集人数:各回6名 (応募多数の場合は抽選となります)
募集締め切り:8月7日(火)

演習林の管理・保全や学術調査の補助に携わる本学の技術補佐員の仕事を体験していただきます。これに加え、天竜地域の企業での職場体験を通して、森林の管理から伐採、製材、販売まで、森林に関する主要業務をまるっと体験していただきます。

「自然環境に携わる業務のインターンシップ先を探しているが見当たらない」、「自然豊かな山村で職場体験したい」、「野外で体を動かすインターンシップを望んでいる」、そんな学生はぜひ!
また、本インターンシップを機に企業での追加研修を希望する場合、企業との連絡窓口、宿泊所の提供など、本学が積極的にサポートいたします!!
https://wwp.shizuoka.ac.jp/agr-fc-forecol/?p=652
(昨年までの実習の様子をご覧いただけます)

協力企業
株式会社 フジイチ
有限会社 天竜フォレスター

本インターンシップの目指すもの!
生物多様性、水循環、気候変動等の現代の環境問題に関連の深い森林生態系を保全することは、重要な業務です。そのような森林生態系保全に新しい息吹を吹き込む人材が、多くの山村で求められています。森林保全に関する仕事には、国・県・市役所等の官公庁、森林団体、提案型森林施業組織などの職場がありますが、インターンシップの受け入れ機関は限られており、しかも宿泊場所等の問題で現場における実務的職場体験は十分とは言い難いものでした。
当フィールドセンター森林生態系部門は大学の教育研究機関ですが、同時に地域の重要な森林を保全する重要な役割も担っています。そこで、大学の森林を保全する当フィールドの技術職員の業務を体験するとともに、近隣の森林環境関連企業と連携して、森林保全管理の実務をまるっと学ぶインターンシッププログラムを作りました。
保全と管理の広い視野を持つことで、これからの森林保全業務を担ってゆく、また山村の諸問題に立ち向かう、そんな若い力を持った人材発掘を目指します!

宿泊について
このインターンシップは、本学の天竜・南アルプスフィールドおよび天竜地域の企業で行います。遠方からの参加で宿泊が必要な学生には、実習用の宿泊施設が利用可能です。宿泊費は無料ですが、施設での食事は自費による自炊またはお弁当になります。

参加申し込み
参加は所属学部等のインターンシップ担当者を通じてお申し込みください。
その際、受講希望理由書(様式不問、500字程度)も提出ください。応募多数だった場合の抽選時の参考資料にします。

興味のある方は下記へお気軽に問い合わせください!
担当:飯尾淳弘
TEL: 053-928-0014 E-mail: iio.atsuhiro(あっとまーく)shizuoka.ac.jp

【イベント】上阿多古小学校3・4年生の実験実習を行いました!

実験実習:「葉っぱの色」
小学校3-4年生

先月の1-2年生の野草観察会に続き、今月は演習林宿舎(講義室/実験室)で上阿多古小学校の3-4年生が実験実習を行いました。

今回のテーマは「葉っぱの色」。まずは校庭でそれぞれ好きな色の葉を採取してもらいました。そして、水性マジックを使った簡単な予備実験を行った後に、葉っぱにも色いろな色(色素)が含まれていることをペーパークロマトグラフィーで確かめました。ひとりひとりが採取した葉の色が違っていたのは、この色素の種類や組成が違うということを学びました。
 → 上阿多古小学校のウェブサイト