2024年度「森林生態系保全管理業務体験プログラム」参加者募集!

静岡大学農学部附属フィールド科学教育研究センター森林生態系部門では、森林保全に関する実務体験教育の観点から、当フィールドの技術職員の業務を含む森林系の仕事全般を体験する「森林生態系保全管理業務体験プログラム」(旧称:森林生態系保全管理業務インターンシップ)を2012年より行っています。今年度は下記の通り行いますので、参加学生の募集をいたします。

【森林生態系保全管理業務体験プログラム】
対象:大学および短大等の学生
日程:9月3日-9月6日(就労時間は25時間程度です)
募集人数:5名(応募多数の場合は抽選となります)
募集締切:6月28日
※産学協議会の定める「産学協働による学生のキャリア形成支援活動(4類型)」では「タイプ2:キャリア教育」に相当します。今回より名称を変更しておりますが、内容に変更はありません。
※天候や感染症の状況により一部内容を変更する可能性があります。

演習林の管理・保全や学術調査の補助に携わる本学の技術補佐員の仕事を体験していただきます。森林の管理や伐採など、森林に関する主要業務をまるっと体験することができます。「自然環境に携わる業務体験先を探しているが見当たらない」、「自然豊かな山村で職場体験したい」、「野外で体を動かす職場体験を望んでいる」、そんな学生はぜひ!また、本プログラムを機に企業での追加研修を希望する場合、企業との連絡窓口、宿泊所の提供など、本学が積極的にサポートいたします!!
https://wwp.shizuoka.ac.jp/agr-fc-forecol/?p=652
(前回までの様子をご覧いただけます)

本プログラムの目指すもの
生物多様性、水循環、気候変動等の現代の環境問題に関連の深い森林生態系を保全することは、重要な業務です。そのような森林生態系保全に新しい息吹を吹き込む人材が、多くの山村で求められています。森林保全に関する仕事には、国・県・市町村等の官公庁、森林団体、提案型森林施業組織などの職場がありますが、宿泊場所等の問題もあり現場における実務的職場体験の機会が十分に提供されているとは言い難いものでした。当フィールドセンター森林生態系部門は大学の教育研究機関ですが、同時に地域の重要な森林を保全する重要な役割も担っています。そこで、大学の森林を保全する当フィールドの技術職員の業務を体験することで、森林保全管理の実務をまるっと学ぶ業務体験プログラムを作りました。保全と管理の広い視野を持つことで、これからの森林保全業務を担ってゆく、また山村の諸問題に立ち向かう、そんな若い力を持った人材発掘を目指します!

宿泊について
このプログラムは、本学の天竜ブランチ(浜松市天竜区)・南アルプスブランチ(榛原郡川根本町)で行います。遠方からの参加で宿泊が必要な学生には、実習用の宿泊施設が利用可能です。宿泊費は無料ですが、施設での食事は自費による自炊またはお弁当になります。

参加申し込み
参加は所属学部等のキャリア教育担当者を通じてお申し込みください。
その際、受講希望理由書(様式不問、500字程度)も提出ください。応募多数だった場合の抽選時の参考資料にします。

興味のある方は下記へお気軽に問い合わせください!
担当:栗原洋介
E-mail: kurihara.yohsuke(あっとまーく)shizuoka.ac.jp