広域大災害時の怪我の応急手当
1) 止血法:直接圧迫止血法中枢の動脈を圧迫する方法は医療者でも、この方法で出血を止めるのは難しく動脈の位置を知らない市民には不可能である。 |
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具体的な方法きれいなタオルなどで『面として』押える |
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2)傷の手当て湿潤療法、ラップ療法市民の身の回りには、消毒液もガーゼもない。 |
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具体的方法1. 出血していればタオルで圧迫し止血する |
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医療機関にかかったほうがよい傷・筋肉が裂けていたり、骨が見えているような深い傷 |
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普段の湿潤療法はこちら |
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3)骨折の固定法;(捻挫も固定すれば楽になる)折れた骨の上下の関節が動かないように身近にあるもので固定する |
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使えるもの木切れ、ダンボール、傘、週刊誌、割り箸、ガムテープ、ビニール袋、タオル |
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・固定すると痛みが取れる
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前腕骨骨折: ダンボールとガムテープで 上腕骨 肘と手首の関節を固定した |
上腕骨頸部骨折: ダンボールとビニール袋で 体幹をシーネ代わりに固定した |