感染症の注意   Infectious Disease

*風邪の予防対策
*麻疹(はしか)
*風疹
*感染性胃腸炎
*結核

*性感染症(STD)とエイズ(AIDS)

感染症情報  ・厚生労働省 感染症情報
・・・・・・・・インフルエンザ情報ページへ(保健センター内)
・・・・・・・新型コロナウイルス感染症情報のページへ(保健センター内)

風邪の予防対策

①なるべく人込みへの外出を避ける
・ウイルスは空気中を漂っている
・1回の咳で沢山のウイルスがまき散らされる
・咳エチケットを守りましょう
 ポスター(PDF)

②外出後・食前に手洗いを丁寧にする
・ウイルスは手を介してもやってくる
・ドアノブ・テーブルを拭き掃除
③水分補給をしっかりする
・・気道の線毛の働きを活発にしよう
④保温に心がける
・・マスクも保温と湿度が保てていいですね
⑤食事をしっかり取る
⑥早めに休み、睡眠を十分取る
⑦室内に洗濯物を干す等、加湿をする
⑧インフルエンザは予防接種も有効
(相談受付中)

麻疹

麻しんは、かつて「命定めの病」と呼ばれましたが、医療が進歩した現在でも、死に至る危険性もある重大な疾患です。
 近年、日本国内で麻しんの流行を経験することは少なくなり、平成27年3月27日には世界保健機関(WHO)西太平洋地域事務局から日本は「麻疹排除状態」にあると認定されました。しかし、海外においては麻しんが流行している地域もあり、国際化が進む中で、引き続き日本国内での麻しん対策に取り組んでいくことが必要です。

麻しんは、麻しんウイルスによって引き起こされる急性の全身感染症として知られています。麻しんウイルスの感染経路は、空気感染、飛沫感染、接触感染で、ヒトからヒトへ感染が伝播し、その感染力は非常に強いと言われています。免疫を持っていない人が感染するとほぼ100%発症し、一度感染して発症すると一生免疫が持続すると言われています。

症状
感染すると約10日後に発熱や咳、鼻水といった風邪のような症状が現れます。2~3日熱が続いた後、39℃以上の高熱と体中に赤い発疹が出現します。肺炎、中耳炎を合併しやすく、患者1,000人に1人の割合で脳炎が発症すると言われています。死亡する割合も、先進国であっても1,000人に1人と言われています。その他の合併症として、10万人に1人程度と頻度は高くないものの、麻しんウイルスに感染後、特に学童期に亜急性硬化性全脳炎(SSPE)と呼ばれる中枢神経疾患を発症することもあります。

ワクチンについて

麻しんは感染力が強く、空気感染もするので、手洗い、マスクのみで予防はできません。麻しんの予防接種が最も有効な予防法といえます。麻しん含有ワクチン(主に接種されているのは、麻しん風しん混合ワクチン)を接種することによって、95%程度の人が麻しんウイルスに対する免疫を獲得することができると言われています。また、2回の接種を受けることで1回の接種では免疫が付かなかった方の多くに免疫をつけることができます。

予防接種の必要な人
・麻疹にかかっていない
・予防接種をしていない
・小児期に予防接種を1回だけ受けた(10年以上経っている)
・・・・・・・・・以上の方は予防接種を受けてください!
風疹ワクチンも2回打っていない方は麻疹・風疹混合の MRワクチン をうけてください

教育実習・海外留学/派遣などに必要となります。

受験生・学生の皆様へ予防接種の案内
教育実習へ行く学生のフローチャート
*リンク感染情報センター
*学校における麻しん対策ガイドラインについて  文部科学省

風疹

風疹について

風疹は風疹ウイルスの飛沫感染によって発症します。
ウイルスに感染してもすぐに症状が出ず(潜伏期間約14-21日の潜伏期間)、
その後、はしかに比べ淡い色の赤い発疹、発熱、首の後ろのリンパ節が腫れるなどの症状が現れます。

また、咳・鼻汁・目が赤くなるなどの症状がでることもあります。
子供の場合、発疹も熱も3日程度で治ることが多いので「3日はしか」と呼ばれます。
合併症として関節痛・血小板減少性紫斑病・脳炎などが報告されています。
大人になってかかると子供の時より重症化する傾向があります。
妊婦が妊娠早期に風疹にかかると、先天性風疹症候群と呼ばれる病気により、
心臓病・白内障・聴力障害などの障害を持った赤ちゃんが生まれる可能性があります。
(社団法人細菌製剤協会平成22年度予防接種に関するQ&A集から)
『ストップ風疹』NHK

風しん抗体検査及び風しんの第5期の定期予防接種について

期間:2019年2月1日から2022年3月31日まで

対象者:昭和37年(1962)年4月2日~昭和54年(1979)年4月1日生まれの男性
・・・・(予防接種法上、風しんの定期予防接種を受ける機会がなかった年齢層)

風しんの第5期の予防接種が定期接種に追加され、公費助成が始まりました。
風しん抗体検査がお済みでない人は、風しん抗体検査の費用助成を行っていますので、まず検査を行い、抗体が十分でなかった場合は予防接種を検討しましょう。
ワクチンは原則、麻しん・風しん混合ワクチン(MRワクチン)を使用します。
お住いの市町で手続きが異なりますのでご確認ください。
静岡市 風しんの第5期の定期予防接種
浜松市 風しんの第5期の定期予防接種

大人の風しん対策に関するHPが作成されました(2014年6月30日)政府広報
・『風疹の流行に関する情報と注意』 静岡大学保健センター(2013.04.02)
・これまでにない規模で「風しん」が流行しています(静岡県危機管理情報)
・東京都感染症情報センターhttp://idsc.tokyo-eiken.go.jp/

感染性胃腸炎(ノロウイルス感染症)

静岡県 緊急・危機管理情報
東京都福祉保健局
食中毒を予防する 知っておきたい注目情報食品衛生の窓

結核 ~過去の病気ではありません!~

 結核予防会      *結核Q&A

結核電話相談:英語、韓国語、中国語で対応が可能

文部科学省

学校における結核対策マニュアル
定期健康診断における結核健康診断について(平成21年3月26日付け事務連絡)
学校における結核検診について(平成24年3月30日付け事務連絡)

性感染症(STD)とエイズ(AIDS)

性感染症(STD)・エイズ(AIDS)について(保健センター)
*性病についてのお悩み解決サイト  STD研究所
API-Net  エイズ予防情報ネット
RED RIBBON LIVE オフィシャルサイト    http://redribbonlive.net/

 

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