傷の手当 湿潤療法

傷口を乾かさずに治す「湿潤療法」、消毒もガーゼも使わない治療です。
かさぶたを作らずに傷が治っていくので、治りも早く、きれいに治せます。

用意する物:水 ラップ又は市販の創傷被覆材(ドレッシング材)を含む絆創膏
・・・・・・(ワセリンがあれば良いが、なくても良い)
・・・・・・・・*市販の絆創膏のドレッシング材には、主にハイドロコロイドとポリウレタンフォームがあります

具体的な処置の流れ

1. 傷口から出血していればまずはタオルで圧迫し止血する。
・・少量の出血であれば傷の手当て後、ラップの上から圧迫止血してもよいです。2. 傷を流水(水道水などの)でしっかり洗う。
・/
目的は傷に残っている汚れを洗い流すこと!3. 水をふき取る ・・・再び出血すれればここで再度圧迫止血4. 傷口より大きめに切ったラップや創傷被覆材(ドレッシング材)をはる
・   (ワセリンがあれば ラップにぬると痛みが楽になりますが
・・                  ・市販のドレッシング材
絆創膏には、ぬらないようにしましょう)5. ラップは医療用紙テープやビニルテープなどでとめる
(傷から浸出液が出るのでラップ内に溜まらないよう、
////////全周にはテープを貼らず、一部浸出液を出す出口を作っておく)

6. 包帯があればその上から巻いて保護する

7. ラップの場合は、毎日傷を洗って貼り替える
・/・市販の創傷被覆材(ドレッシング材)は、使用時の注意をよく読んで
・・/交換しましょう。できれば1日1回、
貼り替え傷の様子を確認してください
・ ・浸出液が多くてパッドから漏れてしまう場合も、貼り替えましょう
//////*市販の創傷被覆材は使用時の注意(「禁止事項」)をよく読みましょう

注)医療機関にかかったほうがよい傷(湿潤療法をしてはいけない傷)
・肉が裂けていたり、骨が見えているような深い傷
・傷の奥に砂やガラスなどが残っている傷(洗い流すだけではとれない)
・動物に咬まれた傷

 その他ポイント

*受傷したらすぐに汚れを洗い出しましょう!  139
*浸出液の多いときは、1日2回洗浄しましょう
・・・テープやラップによるかぶれに注意しましょう。
・・・かぶれがでてたらテープを貼る場所や素材を変更してみましょう。
保健センターでの症例
11 41 61
洗わなかった傷が
悪化したため来所
傷が汚かったため、
保健センターでしっかり
こすり洗いしました
洗浄と湿潤療法だけで
化膿せずきれいに
治ってきました
111 311
ティッシュを貼って2日目
治らないと言って来所
洗浄しながらまずは
溶けて張り付いた
ティッシュを除去
綺麗になった創部に
ラップを貼って
自宅での処置を説明
411 511 611
バイク転倒にて受傷
洗浄後ラップを貼って
自宅での処置説明
学生自身で洗浄とラップを
貼って処置を続けました
「きれいになった」と
見せてくれました
*転んだ後は痛くてもすぐにしっかりと洗うことが大切ですよ!(担当看護師)
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