講演予告

このシリーズの講演は、静岡大学に着任した直後に一回やっただけで5年間なんとか逃げ回って身分不相応につき固辞していましたが、今回「コロナ後新生活様式」というイノベーションが起きるに格好の社会情勢になっていることもあって、お話をさせていただくことにしました。

お時間ある向きにはご検討いただきたく。
聴講ご希望の方は遠隔関係の情報調整のため前田恭伸教員(メール maeda.yasunobu@shizuoka.ac.jp、@は半角文字に変換してください)にご連絡を。

免許ラッシュ(2)東海総通殿編

コロナ禍のSTAYHOMEで当座何をやろうかと考えたときに、今の私にできることと言ったらこれだよね、という事で、国内アマ局コールサイン関係で「いつかやろうと思っていたがなかなかできずにいたこと」に挑戦しました。今回はパート2です。

そのプロジェクトは「昔取得したコールサインの復活」と「体験臨時局の開設」です。今般、これらのプロジェクトの『東海総合通信局管轄分』について一応初歩的な成果(サフィックスアルファベット順で「7J2YAA」「8J2YAB」「7J2YAC」の3兄弟)が出ましたので、ここにまとめます。

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免許ラッシュ(1)関東総通殿編

コロナ禍のSTAYHOMEで当座何をやろうかと考えたときに、今の私にできることと言ったらこれだよね、という事で、国内アマ局コールサイン関係で「いつかやろうと思っていたがなかなかできずにいたこと」に挑戦しました。

そのプロジェクトは「昔取得したコールサインの復活」と「離島遠隔局免許の取得」です。今般、これらのプロジェクトの『関東総合通信局管轄分』について一応初歩的な成果が出ましたので、ここにまとめます。

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工学部生向け講義「技術とマネジメント」

今年度から「工学部共通科目(3年生)」として、標記の科目を担当することになりました。前任者が定年でおやめになったので、そのあとを引き継ぐ形(ただし、教材などは引き継がないので、独自設計が必要)。

昨年の今頃から打診があって準備期間は充分、最初は「学生の顔を見ながらちょっとしゃべり始めればあっという間に終わる」と油断していたこともあり、2月になって「コロナ対応、全部遠隔!最初はオンデマンドで!!」な方針が出てから大慌て。まったく余裕がなくなり、「一週間のうちに、次の週の動画を収録する」ルーチンワークに陥ってしまいました。

それでも、なんとか既定の14回、大した失敗もなく(小さな失敗はありましたが、学生さんからのフォローが素晴らしく救われた感あり)無事終えることができました。いつもは大学院の少人数の講義しかやっていませんでしたので、こういうのも良いものです。

今後の糧になりました。

画像は記念すべき第1回講義のオープニングです…。
(鈴木)

HAREC(統一アマチュア無線試験証明書)の日英比較

今般英国Ofcomから、英国アマチュア無線(筆者の場合、1997年に返還前の香港で筆記・2000年にロンドン郊外で実技の試験にそれぞれ合格)の「HAREC (Harmonised Amateur Radio Examination Certificate / 統一アマチュア無線試験証明書)」を受領した。今まで日本の第一級アマチュア無線技士従事者免許に紐づけされた、いわゆる「日本版HAREC」しか持ち合わせていなかったが、本場CEPT加盟国からの純ピンHARECを受けたので、「日英比較」として両者を詳しく見ていくことにする。

なお、HARECに関する詳細な解説はJJ1WTL本林氏による文献(CEPT勧告T/R 61-02邦訳Hamlife.jp掲載の記事)が詳しい。また、日本版HARECの海外展開例は、拙稿などを参考されたい。HARECの発行の拠り所となるオリジナルな「CEPT Recommendation T/R 61-02(以下単に「TR 61-02」と表記。)」はこちらを。

TR 61-02 のANNEX1の3.には、HARECに記載すべき最低限度の情報、が示されている。

原文抜き書き>>
The Harmonised Amateur Radio Examination Certificate shall contain at least the following information in the language of the country of issue as well as in English, French and German:
a) a statement to the effect that the holder has passed an examination, meeting the requirements described in this recommendation;
b) the holder’s name and date of birth;
c) the date of issue;
d) the issuing authority
<<ここまで
(邦訳)
HARECには少なくとも以下の情報が発行国の言語、および英語、フランス語、ドイツ語で含まれること。
a)保有者が試験に合格し、この勧告に記述されている要件を満たしている旨の陳述
b)所有者の名前と生年月日
c)発行日
d)発行機関

そして、TR 61-02 ANNEX5に、書式例が示されている。

以上を踏まえて、まずは日本版HARECは…

上記a)~d)に加えて、「資格( a)の陳述で充分なのだろうが、さらに加えて)」「従事者免許番号」「(試験の合格日ではなく)従事者免許の発行日」が記載。発行機関は「日本国総務省東海総合通信局」の表示のみ(で連絡先とかの記述がない)。

次に、英国版な本家HARECを見てみよう。

この様式は、TR 61-02 ANNEX5の記載例を忠実に守っていて、発行機関の連絡先(住所・電話とFaxの番号)が明記されている。

さらに、a)保有者が試験に合格し、この勧告に記述されている要件を満たしている旨の陳述(上記の英語で記載されているところでいうと1.、仏語は2.、独語は3.に相当)中に、TR 61-01のAppendixⅡの読み替えに関することまで述べられている。最新版のTR 61-01にはそもそもAppendixは存在していない(ANNEXならある)。改定前の1999年版を見ると確かに当該読み替えに相当すべき表がある、少なくとも最新版を引用できる場合にはこの読み替えは不要ではないだろうか。

いずれにしてもこれで、筆者が「上級の英国アマチュア無線国家試験に合格した」という事を証明できる。2003年に隣家火事から類焼で、このあたりの関係書類のほぼ全てを焼失してしまっていたからである。

この証明書を有効に使うためには、世界的な疫病騒ぎが収まって、以前のように安心して世界を飛び回れる環境が再構築されることが必須である。最前線の医療関係そのほか、立ち向かっている皆さんに心からのエールを送りたい(無線のことだけでなく、国際的な公共の福祉の回復のため)。

(11th June 2020 Y.SUZUKI M0WRJ)

リモート

元歌はこちら等を参考に→https://youtu.be/Vw6rujmhQRE

リモートよ モニタ 一枚突っ立てて 居間
小さな ネットを 仕立てるリモートよ
お部屋はナニだが 壁紙かけると
夢のような背景動画が乗るのか

リモートよ カメラは 輝度が低いのだから
女優ライトを 設置していたんだ
マイクは ヘッドセット付きだから
たまには総ミュートで 叫んでみようや

リモートよ スカイプ駄目 チームス駄目 ズームひとつ
ズームひとつだけが 講義に使える
明日講義を始める前に
あのミーティングの繋ぎ方を 書いといて

リモートよ 自粛はとっても一時的だから
どんな場所でやっても我慢しなさい
そしてどうしてもどうしても
どうしても駄目だったら校舎の前で リモートよ

「静岡時代」56号に掲載

県内の学生さんらが作っている「静岡時代」という雑誌があります。過日彼らの取材を受けまして、2020年春号となる『56号』に掲載される運びとなりました。編集部さんとしては、「失敗学」や「感性工学」といった単語がキラキラワードに思えたのかもしれません。上手くエッセンスを切り出して記事にまとめたなぁ、と脱帽した次第。

冊子は県内の大学で無料頒布するようです。コロナの関係でちょっと微妙ですが。以下鈴木の登場ページです。

「静岡時代」編集部のリンクはここ⇒http://shizuokajidai.or.jp/
56号の内容ダウンロード(PDFファイル)はこちらから⇒https://drive.google.com/file/d/18ULFHyYfjYZGh5ri2SV0R_sk_K-6lY7u/view

表紙はこんな感じ。

紙版を手に取ってご確認ください(三密注意)。

揃いました(残り一つ)特殊無線技士

かねてから挑戦していた「無線従事者免許証を15枚以上は持とう」プロジェクトですが、「特殊無線技士」関係9資格の内8資格が揃いました。残り一つは「自衛隊関係」の方か、マニアの方が取得する資格で、私も自称マニアですがレベルが違い過ぎるので、それは良いです。

今回は、「上級資格(例えば1級)を既に所持している状態で、全てがその操作範囲内にある下級資格(例えば3級)を受験することができるか、受験して合格した場合免許証は発行されるのか」ということを、(わかってはいましたが)確かめる狙いもあり、コロナ禍が迫りくる2月中旬名古屋で「レーダー級海上・3級海上・3級陸上」の3資格を受験して、今回の『成果』に結び付けました。っていうか、普通はスルーしがちな「最下級」な試験。受験者も少ない。問題が配られミスプリントをチェックするよう試験開始前に問題を一瞬眺める機会があるのですが、その段階で満点確信、試験開始後1分ほどでコンプリートな瞬殺。すぐ退出できないので、時間調整が大切でした。50回ぐらい見直しをしました。

参考のため、こういう文献もあります→「無線従事者資格マニアを規定する通達」w。

以下に、揃えた資格証を開示します(免許証の番号など一部加工しています)。このほか、勿論「アマチュア無線技士4資格」「(一部の)海上無線通信士」「航空無線通信士」等も持っていますが、それはまた別の機会にでも(機会なんてないかもなぁ~)。

それにしても、今回の3資格、発行の日が「3月31日」なんですよ。もう一日ずれていたら「免許の番号00001」とかになったのになぁ。やはり、まだまだマニアを自称するにはそういうところの「運」の持ち合わせは悪いようです。

スポーツ栄養学に関して「可視化と価値化」なご本を出版することになりました

このたび静岡学術出版よりご本を出すことになりました。

スポーツ栄養士業務の可視化と価値化
鈴木睦代  (著), 鈴木康之 (著)

  • 本体価格:1,100円(税別)
  • POD版: 112ページ
  • ISBN-13: 978-4864741361
  • 発売日: 2020/04/08


参考:出版社のリンク→https://www.itsc-ltd.co.jp/books/others/5660/ 

「ビジネスプロデュース力養成ラボ」で講演

公益財団法人 浜松地域イノベーション推進機構 フォトンバレーセンター からのご依頼で 同所の標記ゼミナールの7回目の講師として「失敗の可視化と価値化」というテーマでお話をさせていただきました。


写真提供:公益財団法人 浜松地域イノベーション推進機構 フォトンバレーセンター

受講者の皆さんに少しでもプラスになったら良かったと思います。

私にとっても、ここでお話しするうえで今までの検討考察を改めて整理集約できたこと、大変良い機会となりました。関係各位に感謝します。