こちらは EI2KT ダブリンです(日本のHARECベースで免許頂きました)


まずは上の画像をご覧ください。画像の左下に「Callsign: EI-2KT」とありますが、これが今回私が取得したアイルランドのコールサインです。
サイトはアイルランドの通信規則委員会(以下「ComReg」とします)のelicensingで、免許申請等のポータルとなっています(詳細後述)。

今回私は、「日本国発行のHAREC(統一アマチュア無線試験証明)」を用いて、CEPT T/R61-02ベースにアイルランドで開局申請を行いました。

アイルランドは英国と並んで「シュンゲン協定」に加盟しておらず、シュンゲン域内でCEPT T/R61-02な申請を行うときに立ちはだかる「長期滞在できるビザ」問題で頭を悩ませる(結果として申請をあきらめる)ことなく(アイルランドは、日本のパスポート保持者に「90日まで無査証滞在可能」「その滞在中にさらに一回だけ延長可能、あるいは就労ビザの切り替え可能」だったりします)、要は免許申請に際して「長期滞在かどうかビザで判断する」プロセスがありません。また英国免許ではHARECベースで開局した場合「Full (Reciprocal)クラス」な免許になってしまい、更にそれをベースにCEPT T/R61-01な運用をすることができませんが、アイルランドの場合、「CEPT クラス1 (以下「CEPT1」とします)(モールス技能が証明できる場合)またはCEPTクラス2(同「CEPT2」)」なクラス分け、即ちアイルランドで試験を受けて開局する方と全く同じグレードな免許が発行されますので、この免許ベースでCEPT T/R61-01ができます。

すなわち、日本HAREC所持者にとってアイルランド免許は「世界最強と言っても過言ではないのです。

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研究・イノベーション学会で発表

10月28日、東京大学工学部(本郷)で開催中の『研究・イノベーション学会 第33回学術大会』において、鈴木ゼミ(M2)学生が研究発表を行いました。

少しチャレンジングな内容でしたが、活発なご討論などを頂き、研究のまとめに活用できる多くの示唆を頂きました。
ありがとうございました。

ドローン(無人航空機)の飛行に関する許可承認を頂きました

防災研究の一環として、ドローンを飛翔させる必要が発生しました。ご承知の通り浜松キャンパス周辺は「航空法に定める飛行の禁止地域(人口密集地帯)」であり、国土交通省の許可を得なければ200g以上の重さのドローンを飛翔させることはできません。そのため今般、「航空法の定めるところによる、飛行の禁止空域で飛行させること及び飛行の方法によらず飛行させること」に関する許可承認を頂きました。

参考:国土地理院マップによる、人口密集地帯と空港周辺帰省空域地図(ここをクリック

「無人航空機の飛行に係る許可・承認書」が↓これです。

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メモ「JJ0RHLの10枚組免許状」に関する資料

日本記録(であれば世界記録かも)とも噂されている、「JJ0RHLの10枚組免許状」の事に関して、多方面から免許内容に関する問い合わせをいただいております。

背景等に関して簡単に「手記」をしたためまして、これはメディア発表(ここをクリック)をご覧いただくとして、それとは別に特にピンポイントで「R3E/H3E送信機」「L3E/M3E送信機」の『ブロック図』を教えて欲しい、旨の連絡をたくさん拝受しております。

アマチュア無線の事を教えているわけではない(完全に私的研究な部分)し、余りにストレートに全部公開してしまうのも皆様の技術的興味に却って逆らってしまうという考えもありますので、一応「考え方のヒント」として、ブロック図(系統図)の「概念図」を公開します。 …Continue reading

【ひとりごと】「事業継承」を考える

直接的にゼミの研究の内容から外れるが、少し思うことがあったので。

アマチュア無線をおやりになっている方ならば、川崎八丁畷の「マキ電機」さんという老舗無線機メーカをご存じであろう。本日2月3日昼前、この会社の「社長の身内」と称する女性から私のところに電話があった。曰く「社長が入院しました。当面仕事復帰は困難ですので、お預かりしている修理品はまだ手つかずでそのままの形で送り返します。申し訳ありません。」とのことだ。

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静岡新聞紙面で研究が紹介されました

30年1月28日朝刊27面(防災特集)紙面に、チーム鈴木の研究開発プロジェクトの一つ「(開発コード)避難系」が紹介されました。
開発に至ったモチベーションや技術課題・背景についても詳しく掲載していただき、ありがとうございます。

静岡新聞社編集局調査部よりホームページへの転載の許諾をいただきましたので、紙面を紹介します。

(拡大版はこちらをクリック

なお、当該記事は、静岡新聞社のニュースサイトにも掲載されています。
リンクはこちら→http://www.at-s.com/news/article/social/shizuoka/bosai/report/451285.html

日本災害情報学会 第19回大会 で発表

10月21・22日に、京都大学宇治キャンパス(京都府宇治市世田谷区)で開催された「日本災害情報学会」の第19回大会に、杉本客員教授と鈴木が参加。直近の研究成果について口頭発表を行いました。
ご質問や貴重な示唆など頂きました、フロアのみなさまありがとうございました。

C5-4:避難訓練アプリによる水害危険度可視化システム(3) APRSdroid-WiFiによる移動端末軌跡リアルタイム表示

写真撮影は杉本先生。ありがとうございました。
今回出張交通費などの経費の一部を、京都大学防災研究所との共同研究費で援助していただきました、併せてお礼を記します。

なお今回は特に。台風21号の影響でとんでもない天候状況の中確実に学会を進行してくださいました、裏方の皆さんの努力に敬意を表します。

内閣府宇宙戦略推進事務局「みちびき(準天頂衛星システム)」のページに紹介されました

鈴木研の研究テーマの一つである「避難訓練アプリによる水害危険度可視化システム」について、先日東京からいらした記者の方の取材を受けましたが、その結果が過日、標記のホームページで紹介されました。お恥ずかしい限りです。

詳細はこちら(ここをクリック)から

ドイツ生まれの世界最小APRSトランシーバ「PicoAPRS」ファーストインプレッション

かねてより注目していた「PicoAPRS」をドイツから取り寄せた。試用したので以下簡単に報告する。

☆カタログに示されたスペック:

カタログスペックの一部をを、日本語表記する。原典はこちら→http://www.db1nto.de/index_en.html

大きさ:2.4cm×3.3cm×5.8cm(概算、突起物を含まない)
重さ:アンテナを含まず約50g(バッテリーとケースを含む)
周波数帯:いわゆる2m帯
表示部:128×64ピクセル有機LED
電源:内臓850mAhリチウムイオン USB接続で外部から充電可能
操作:本体ボタン(またはUSB接続により一部のコマンドのみ設定可能)による


写真1: 大きさのイメージ(白シールは筆者が貼付、アンテナ端子にダミーロードを装填)

この大きさは驚異的な小ささである。煙草の箱の体積と比較すると2/5ほどである。実機については、カタログなど掲載の写真からもつ印象に対し「思ったより厚みがある」といったところではある。

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