登呂遺跡で6月に田植えした種子島の宝満神社の神事で使われている赤米を稲刈りしました。玉依姫命が祭神なので、紀元前8世紀から神事に赤米が使われていたようです。豊満は丈が高いため全部倒れていました。
登呂遺跡では石包丁が見つかっておらず柾目板の先がギザギザになっているものが用いられていたと考えられています。安全のためもあり、ギザギザした鎌で稲刈りをしました。
登呂遺跡で学生と田植えをし、稲刈りをした赤米でお酒を作りたいのですが、肥料を使っておらず、収量が少なく、すずめも沢山飛んでいたので、米を一粒たりとも逃さないように目配りしました。あまりにも細かかったせいか、「発酵研は来年の種籾も奪うのですか⁉︎」といわれてしまいました。
稲刈りの済んだお米を干す場所も木槌で組んでいました。干すとおいしさが凝縮されるとのことです。来週の脱穀で何キロのお米が得られるのか戦々恐々です。