北海道林業試験場から静岡に移植されたヤチヤナギは、現在清水区と富士宮市でも栽培されています。
丸徳商事さんで育てて頂いているヤチヤナギは、株分けされて順調に増えていっています。谷地やなぎと漢字があてられていることから、谷の湿地でよく育つヤチヤナギは、もともと田んぼだった場所に植えられるのが適しているようです。
富士宮市のフジヤマハンターズビールで育てられているヤチヤナギも元気に大きくなっています。今年もNew Gruit Beer in Progressを飲むことができるかもしれません。
農学部のヤチヤナギが一番太くすーっと伸びていて丈夫に育っています。光が遮られて栽培されています。北ヨーロッパが自生地なので、静岡の陽光が強すぎるのかもしれません。北海道林業試験場から雪に覆われる前のヤチヤナギを静岡大学人文社会科学部に沢山持ってきていただきました。静大・発酵研の初日に展示され、会場はヤチヤナギの爽やかな香りが充満しました。
ヤチヤナギは雨の中、人文社会科学部避難広場に植えられ、6株が新たに伊豆の修善寺にある静岡大学の東部サテライトで育てられることになりました。静岡市よりも涼しい場所で元気に大きくなって欲しいです。