2024年6月15日 南アルプスユネスコエコパーク登録アニバーサリーイベント

2024年6月15日(土)に青葉シンボルロード及び葵スクエアで南アルプスユネスコエコパーク登録アニバーサリーイベントがありました。

井川蒸留所のテントでは先週登壇してくださった十山株式会社鈴木取締役に来月発酵研講演会でお話くださる瀬戸所長が発酵研が提供したハクモクレン酵母によるニューポットの試飲を担当されていました。 前回かなわなかったのですが、今回難波市長にはしっかり試飲して頂きました。ハクモクレンの方が香りがよいと仰って頂きました。 井川の皆さんと今後のガストロノミーツーリズムに向けての打ち合わせをゆっくりできる良い機会にもなりました。

イベントでは井川のお店も並んでいて、とても賑わっていました。

2024年10月13日 南アルプスユネスコエコパーク登録10周年記念連続シンポジウム 第4回 「南アルプスの水と酒造り」

静岡市環境局環境共生課×静岡大学発酵とサステナブルな地域社会研究所共催

南アルプスユネスコエコパーク登録10周年記念連続シンポジウム 第4回 「南アルプスの水と酒造り」

日時: 2024年10月13日(日)14時00分~16時20分
場所: レイアップ御幸町ビル 5-D会議室

参加申込制です。 こちらからお申し込みください。申込みが定員に達しましたら参加の受付を終了させていただきます。

プログラム

司会 藤井真生(人文社会科学部)
14:00-14:30
日比野哲(大村屋酒造場)
「大井川の水と酒造り」
14:40-15:10
鈴木雅博(沼津工業技術支援センターバイオ科 主任研究員)
「清酒造りにおける麴菌の働きと静岡県オリジナル種麴について」
15:20-15:50
貴田潔(人文社会科学部)
「室町時代における酒造業と社会」
16:00-16:20
パネルディスカッション
ファシリテーター:横濱竜也(静岡大学人文社会科学部/発酵とサステナブルな地域社会研究所副所長)  日比野哲 × 鈴木雅博 × 貴田潔

交流会(大村屋酒造場「かなや日和」「若竹」、英君酒造(静岡市清水区)の静岡初オリジナル酵母酒)

2024年6月8日 南アルプスユネスコエコパーク登録10周年オープニングセレモニー 報告

南アルプスがユネスコエコパークに登録されて10年ということで、2024年6月8日に静岡市葵区の井川ビジターセンターで静岡地域の関係市町・団体などでつくる連携協議会による南アルプスユネスコエコパーク登録10周年セレモニーが開催されました。

セレモニーは静岡市の難波市長、川根本町の薗田町長、井上市議会副議長、安竹市議会議員、栗下井川自治会連合会長のご挨拶から始まりました。

ご列席者ご紹介のあと、川根本町の赤石太鼓の演奏会が行われました。聴衆全員が圧倒されるほどの迫力のある演奏でした。その後、理学部の増澤先生のご講演がありました。自然の利活用を考慮したサステナブルなエコパークについて、日本で理解を得て長い時間をかけて登録を実現した歴史と未来に向けて持続可能にする展望についてお話しいただきました。続いて、十山株式会社の鈴木取締役から、南アルプスのなかでの豊かな経験と特種東海製紙の社有林は会社だけのものではなくsharingするものだということばを画期とした取り組みについてのご講演がありました。

セレモニーの最後に、樽詰めする前の貴重な原酒ニューポットと発酵研で開発した井川産の柚と南アルプスの酵母を用いた発酵シロップ飲料で乾杯しました。乾杯の際、理学部の丑丸先生と十山株式会社の平井岳志総務部課長から南アルプスの恵みである優秀な酵母たち、その中の一つであるハクモクレンから単離された酵母により十山と発酵研でコラボしてウイスキー造りを開始したことについてご説明がありました。お天気に恵まれたことも相まって柚の香りの爽やかな発酵シロップは大好評で、ウイスキーもとても華やかな香りがしました。

駿河軍鶏の焼き鳥、燻製、クッキー、お茶など井川の人気の食品の出店もありました。 井川や川根地域のおいしいものは6月15日の葵スクエアでの南アルプスユネスコエコパーク 登録10周年記念イベントでもずらっと並びます。

セレモニーの後は十山さんの社有林に行き、花酵母やリターを採取しました。

その後、家康の茶壺屋敷に念願の御礼参りをしました。家康公クラフトを醸してくれた躑躅に感謝です。