ガイアフロー静岡蒸溜所と連携!

『発酵とサステナブルな地域社会研究所』がガイアフロー静岡蒸溜所と連携をすることとなり、ガイアフロー静岡蒸溜所見学会および打ち合わせを行いました。

◎参加者
代表取締役 中村大航さん、副社長 中村美香さん(ガイアフロー静岡蒸溜所)
理学部の丑丸先生、人文社会科学部の横濱先生、川瀬先生、
サステナビリティセンターの板倉先生、大原先生

所長 大原志麻教授より
「ガイアフロー静岡蒸溜所を見学させて頂き、代表取締役の中村大航さん、副社長の中村美香さんと打ち合わせしました。薪での直火はスコットランドでも3か所しか行っておらず、原点に立ち戻る造酒に大いに共感しました。現在はドライイーストを使っているそうですが、静岡モルトイーストを使うことを目指していたり、また間伐材を薪に使ったりと地域に根差したウィスキー作りをされています。
ガイアフローは今回発酵とサステナブルな地域社会研究所に参画されることとなり、今後連携して活動を行っていきます。」

★ガイアフロー静岡蒸溜所

カテゴリー: news

掛川東病院のたわわビールとの連携キックオフミーティング

2022年1月13日
『発酵とサステナブルな地域社会研究所』の木村先生、板倉先生、大原先生でたわわビールkick offミーティングに参加しました。

◎参加者
宮地院長、市川さん、服部さん、森野先生(掛川東病院)
守屋先生(東京女子医科大学)
新井さん(中部電力)
瀬尾さん(博報堂)
高島さん(ルネサンス)
鈴木さん、平野さん、戸塚さん(掛川市役所)

所長 大原志麻教授より
「ビールという飲み物は日本では「みんなで飲むもの」だというイメージがあります。ビールの持つ人と人とをつなぐ価値を副次的ではなく主要な価値としてとらえて、ビール醸造や人とビールを飲むことで孤立を防ぐことが目的のプロジェクトです。ビールの特性と過程を活かした活動をしていきます。発酵とサステナブルな地域社会研究所としては掛川で伐採される葛の花や茎を活かしたSDGsなビール醸造とエコツーリズムなどから連携していく予定です。」

「中世ビール原料”ヤチヤナギ”栽培へ」静岡新聞に掲載!

「中世ビール 県産原料で 必須の植物 栽培へ」と題して、令和4年1月4日、静岡新聞(夕刊)3面に掲載されました。

2021年12月11日(土)にふじのくに地球環境史ミュージアムにて、同ミュージアム学芸員岸本先生、北海道立総合研究機構林業試験場の脇田先生、FARMENT、FUJIYAMA HUNTER‘S BEER代表の深澤さんと研究所メンバーの人文社会科学部鈴木教授、サステナビリティセンターの板倉教授、所長の大原教授、大原ゼミの学部生青木桜子さんとで、ヤチヤナギの雌の静岡への譲渡と栽培方法について話し合われた内容が掲載されている。

詳しい内容は「あなたの静岡新聞」より
https://www.at-s.com/news/article/shizuoka/1007759.html

発酵とサステナブルな地域社会研究所  大原志麻所長より
「ヤチヤナギは中世ヨーロッパで長い間、ホップ以前のビールの主原料として用いられてきましたが、植物間競争に弱く僻地に追いやられ、忘れられ、絶滅危惧種となりました。改めて見直すとヤチヤナギは野生酵母と相性がよく、リラックス効果、抗酸化作用があり、美容にもよいです。分布がスコットランドやスカンディナビア、日本では北海道に限られるヤチヤナギが、お茶の栽培地が生育環境として適切で意外にもこれまで存在しなかった静岡でよく育つ可能性が大きいことわかり嬉しいです。ホップが育成しにくい静岡で、改めてヤチヤナギをビールの原料として復活させ活用させたいです。」

関連記事
静岡大学HP掲載