「中世ビール原料「ヤチヤナギ」 静大に植樹、株増やし醸造材料に」と題し、令和4年5月7日、静岡新聞朝刊に掲載されました。
中世の欧州の庶民が飲んでいた「グルートビール」を静岡県産の原料で再現しようと、産学官や大学の学部の壁を越えたプロジェクトに取り組んでおり、これまでの進捗や気になるビールの味について、中世欧州のビールの原料に欠かせなかった絶滅危惧植物のヤチヤナギの幼木の植樹式の様子、副学長の本橋令子先生のコメントなど記載されている。
中世の欧州の庶民が飲んでいた「グルートビール」を静岡県産の原料で再現しようと、産学官や大学の学部の壁を越えたプロジェクトに取り組んでおり、これまでの進捗や気になるビールの味について、中世欧州のビールの原料に欠かせなかった絶滅危惧植物のヤチヤナギの幼木の植樹式の様子、副学長の本橋令子先生のコメントなど記載されている。
発酵とサステナブルな地域社会研究所R4年度第一回研究会を下記の通り開催します。
中世グルートビールの主原料で絶滅危惧種のヤチヤナギについての報告、来年度から力を入れていく日本酒について、そしてビールや酒といった発酵飲料には国際的にどのような法整備がなされているのかについて研究所メンバーの脇田先生、川瀬先生、板倉先生にご発表頂きます。
日時 5月6日(金)16時~18時半
場所 静岡大学静岡キャンパス人文L棟4階 経済会議室
対面+zoomによるオンライン開催(事前申し込み制)
※会場が広くないため、研究所メンバー以外の方はzoom参加にてお願いします。
【申込先】
cervezashizudai (at mark) gmail.com まで「第一回研究会視聴希望」としてご連絡下さい。ミーティングIDをお伝えします。
【発表内容】※16時から入室可
自己紹介・簡単な打ち合わせ
第一報告:16時半~17時10分(質疑応答含む)
脇田陽一 (北海道立総合研究機構林研究本部林業試験場道東支場)
「ヤチヤナギその他樹木の香りの研究」(仮)
第二報告:17時15分~17時55分(質疑応答含む)
川瀬憲子 (静岡大学人文社会科学部経済学科)
「清酒産業と地域の内発的発展ーコモンズとしての静岡酵母を中心に-」(仮)
第三報告:18時~18時40分(質疑応答含む)
板倉美奈子(静岡大学サステナビリティセンター)
「食をめぐるグローバルな法制と発酵食品」(仮)
ヤチヤナギ植樹式(報告)
地方独立行政法人北海道立総合研究機構森林研究本部林業試験場森林環境部長脇田陽一先生の手で北海道から本学に運ばれてきた絶滅危惧植物ヤチヤナギの幼木が、5月6日15時に人文社会科学部長田島慶吾先生及びふじのくに地球環境史ミュージアム館長佐藤洋一郎先生の手によって人文A棟裏手の避難用の広場に植樹されました。
本橋令子副学長は中世ヨーロッパのビール醸造に欠かすことのできなかったヤチヤナギについて「ユニークな性質の植物。生育とビールへの活用が成功すれば、静岡発のイノベーションとして注目を集めうる」と述べてくださいました。
ヤチヤナギは競合に弱い植物です。雑草を除いたり皆さんで大事にして頂ければと思います。
植樹式の様子があなたの静岡新聞に掲載されました。
中世グルートビールの主原料で絶滅危惧種ヤチヤナギの植樹式を下記のとおり執り行います。
オープンスペースとなっているので、関心のある方はご参加ください。
お待ちしております。
日時 5月6日(金)15時~15時半
場所 静岡大学静岡キャンパス 人文棟広場
【当日の予定】
・一同整列
・ヤチヤナギの静岡での栽培の意義について
ふじのくに地球環境史ミュージアム館長 佐藤洋一郎先生
北海道立総合研究機構森林研究本部林業試験場森林環境部長 脇田 陽一先生
FUJIYAMA HUNTER’S BEER 株式会社 FARMENT 代表:深澤道男さん
・学長メッセージ
・御清め:代表者敷地に塩を軽くまく。
・一同礼
・植樹:人文社会科学部学部長田島慶吾先生、佐藤洋一郎先生による植樹
苗を入れ、代表者らが土をかける。
・奉水:参列者が水を与える。
・一同整列
・所長挨拶
・一本締め
・記念撮影
・解散
★ 植樹場所 ★
発酵とサステナブルな地域社会研究所と掛川東病院のコラボでカケガワビールにこの夏ひまわりビールを造って頂く計画が進んでいます。
静大人文避難広場と掛川東病院の敷地内にひまわりを植えることとなりました。
ひまわりの種を撒くに先立ち、国際法の板倉先生に「ひまわりを通して考えるウクライナ問題」と種苗法についてのレクチャーをして頂きました。
ひまわりの種をまく前に、ススキの根や雑草を抜いて土を耕す作業をしたのですが、これがなかなか大変でした。掛川東病院の院長先生、男子学生の多い経済の新入生セミナー、大原ゼミの学部生と院生とできれいになり、種まき終了。
ひまわりの花が咲いたら干して掛川に持っていき、ビールの醸造タンクに入れさせて頂く予定です。
どんなビールになるか楽しみです🌻