『すろーかる』3月号の取材

静岡県スポーツ・文化観光部文化局のお声がけで『すろーかる』3月号の取材を木村先生、丑丸先生、松本先生、横濱副所長と大原で受けました。

今取り組んでいる家康公ゆかりの歴史拠点ビールの酵母の単離の最新情報、微生物の営みである発酵現象を中心にどのような社会が構築されていくのかの「発酵社会学」についてお話ししました。実際に丑丸研究室で花からどのように酵母を採取するのかも見て頂きました。これから花々に虫がたくさん寄ってくる季節となり、どのような酵母がとれるのかが楽しみです。

ワインセミナー(2023/02/18)開催風景

2023年2月18日にグランシップにてワインセミナーを開催しました。ワインをつくる酵母の働き、ワインの社会的役割、ワインツーリズム、フランスにおけるワインのアンソロジー、世界遺産サンティアゴ巡礼路沿いのワイン文化など、学際的な報告がありました。

参加者はおとそ30名でした。プログラムを急遽変更しましたが、活発な質疑応答があり、充実したセミナーになりました。

プログラムはこちらの記事でご覧いただけます。

下村勝先生によるヤチヤナギ栽培システムの試作品

人文社会科学部避難広場で育てているヤチヤナギの水やりは所長をはじめ、人文社会科学部所属の発酵研メンバーが交代で行っています。この水やりの自動化を下村先生が試みています。2月8日にその試作品の説明会が開かれました。

土に湿度を感知するセンサーを埋めて、その情報をもとに適切な量の水を流すシステムだということです。今後試行を経て、土に埋める複数のセンサーの深さや水の適量を決めていくことになっています。

試作品説明会には丸徳商事さんと北海道立総合研究機構の脇田先生がお越しくださいました。今は葉を落として冬の装いのヤチヤナギですが、脇田先生によると、人文社会科学部のヤチヤナギは順調に育っているそうです。春には芽吹いて葉が生い茂るだろうとのことです。春になるのが楽しみです。

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