大村屋酒造さんでの酒造り体験

昨年度に引き続き、今年度も年末の12月26日に、島田の大村屋さんで酒造り体験をさせていただきました。今回は、農学部の教職員3名と学生二人が参加しました。

朝3時20分に静大正門に集合し、車で現地に到着。辺りは真っ暗ですが、大村屋さんの建物からは、窯からでる湯気の煙がでているのがみえます。

作業は、蒸しあがった米を熱いうちにほぐす作業、若い学生は蒸しあがった米を肩に担いで運ぶ作業、麹にまぶした蒸米をほぐす作業、酒母を作る作業を手伝わせていただきました。真冬の夜明け前の寒い場所での蒸し米の作業、麹菌をまぶした米をほぐすのは温かい部屋の作業と、結構な温度差の中をいったりきたりしました。

ともかく清潔で丁寧な作業空間でした。一作業終わるごとに丁寧に掃除をします。麹や酵母だけをうまく育てて、他の雑菌ははいらないようにする作業です。また、作業では米一粒たりとも無駄にしません。

一段落すると、温かいお味噌汁がついた朝ごはんをご馳走になり、またその他の場所も案内していただきました。

酵母の培養温度などいろいろな点で、今後の我々の野生酵母の活用に関する活動において、参考になることがありました。酒造りを体験すると、伝統的な工程が、先人たちが発酵が微生物がなせる業とは知らないのにもかかわらず、麹菌や酵母にとって好都合の環境を作っていることがわかります。去年も感動しましたが、今年もまた感動した体験でした。

2023年12月23日(土)「家康公クラフトというコンテンツ」風景

12月23日(土)「家康公クラフトというコンテンツ」講演会が無事終了しました。大学関係者、学生のみならず自治体関係者、地元企業の方など幅広い方にご参加頂き盛会でした。

東京から来ていただいた博報堂の瀬尾さんには、地域の自治体、企業をとりまとめてどのような商品開発が可能か、またビールによりどのようなコミュニティづくりができるかについて具体的な事例とともに多くの示唆を頂きました。BEER CITY SHIZUOKAという地域の価値・繋がりを発酵し続けるサステナブルなビールコミュニティ創造というご提案、誠にありがたいです。

フジヤマハンターズビールの深澤さんには富士宮におけるビール造り、そして発酵研と関わった中世グルートビール造りや今後のカラハナアソウビールの展望についてお話し頂きました。

横濱副所長には家康公クラフト一色だった今年一年の発酵研を振り返っていただき、コンテンツツーリズムについてご説明頂いたあと、『どうする家康』の大河ドラマツーリズムの分析と今後のクラフトビアツーリズムへの展望についてお話し頂きました。

その後の発酵研忘年会も盛り上がりました。

2023年12月20日(水)SBSラジオ「ゴゴボラケ」

発酵研のことをご理解くださっている橋爪記者にビールによる文理融合研究の可能性について丁寧にお話しくださいました。at-Sのウェブサイトでラジオで話されたことをご覧いただけます。ポッドキャストのプログラムにもなっており、ラジコのタイムフリーでも聞くことができます。ぜひご視聴ください