『発酵と社会』創刊号がリポジトリ登録されました

昨年度末に刊行された8名の執筆者による『発酵と社会』が静岡大学附属図書館にリポジトリ登録されました。幅広い方々に読んで頂ければと思います。

クラフトビアツーリズム、ビールによるサステナブルなコミュニティ形成、エールの本場イギリスにおけるビールのイメージ、静岡の発酵食、ヨーロッパにおいてビールと対比されるワイン、ガストロノミーツーリズムの先進事例、静岡における聖地巡礼など、発酵研が大事にしているテーマによる論考が盛りだくさんです。

本誌創刊にあたり、各方面から支援を受けました。令和4年度10月から令和5年度まで、静岡市大河ドラマ『どうする家康』活用推進協議会と共同研究「家康公ゆかりのクラフトビールの製造に係る酵母の研究及び開発」を行いました。本誌創刊はその事業の一環です。また、本研究所の研究業績の一部は、サントリー文化財団2022年度研究助成「学問の未来を拓く」の一テーマとして採用された「「コモンズ」としてのクラフトビール ―― 中世グルートビール再現醸造を通じた「発酵社会学」構築の試み」の成果です。

今年度も『発酵と社会』2号発行に向けて研究活動をしていきます!

『発酵と社会』創刊号 リポジトリ

発酵研・連続講座2022 資料公開

発酵研・連続講座2022の資料のいくつかを公開します。一部の資料は一般公開のために抜粋されています。

2022年11月5日(土) 2022年11月5日 ビールシンポジウム「グローカリゼーションにおけるビール文化」


横濱 竜也 (静岡大学人文社会科学部)
「静岡におけるビール醸造と公共性」

2023年2月18日 ワインセミナー「酵母とワイン文化」


長谷川浩美(La sommelière ラ・ソムリエール 利き酒師)
「静岡におけるワイン文化」

2023年2月18日 ワインセミナー「酵母とワイン文化」


木村洋子(農学部教授)
「ワインと酵母」





畠中昌教(久留米大学経済学部)
「スペインのワインツーリズム」


安永 愛(人文社会科学部教授)
「宴と孤心―飲酒をめぐるフランス文学」


渡邊珠美(人文社会科学研究科修士2年生)
「世界遺産サンティアゴ巡礼路におけるワイン」