2024年4月10日エフエムしみず「モーニングパル」朝7時15分~7時30分頃「スクールインフォメーション “GUTS!!”」のコーナーでは、藤井真生先生が発酵研についてお話しくださいました。発酵研では文系の研究活動を統括してくださっており、今年度から市民開放になる学際科目「発酵とサステナブルな地域社会」のコーディテーター、発酵研文系シンポジウムの司会をしてくださっています。
ビールはオーストリアより北のブドウがあまり育たず、ローマ帝国の支配が及ばなかったところで飲まれており、東欧でも是永さんが行かれたルーマニアはローマ帝国の支配にあったため現在でもワインが飲まれているとのこと。
ご専門のチェコ史を中心に醸造が都市の特権として発展し、中東から来た穀物を発酵させるビールが家庭で造られるものから、街ごとに醸造所がつくられていく経緯についてくわしくお話しくださいました。
チェコは個人のビール消費量が多く、また日本と異なりビールは冷やしすぎないように、カフェで読書をしながらコーヒーのように飲むもの、また朝の労働を終えて10時頃に一杯飲むものという比較もおもしろいです。
さすが藤井先生、安定感抜群の完璧な内容のコーナーとなりました。 マリンパルのXでも番組紹介されています。
来週の月から水は
4月15日(月)貴田先生(日本史における麹)
4月16日(火)脇田先生(ヤチヤナギとカラハナソウ)
4月17日(水)横濱先生(発酵と地域連携)
の登場です。
エフエムしみずはサイマルラジオからも聞くことができます。ぜひお聴きください。