蒲原の街づくりとの連携!

トライアル・パークをニューツーリズムの拠点とし蒲原駅も電車を降りて楽しめる場所にしたいとするスルガノホールディングス株式会社と馬頭観音がロゴで醸造業を手掛けるHorsehead Labs株式会社に板倉先生と大原所長で伺い、連携することとなりました。

耕作放棄地で大麦やホップなどの穀物も栽培し100%蒲原産の原材料でクラフトビールやジャパニーズウィスキーの製造・販売を予定しているそうです。カベルネ・ソーヴィニョンも栽培しワイン醸造も視野に入れているとのことで、ひとつぶ小麦のビール、シードル、ミード、ワイン、古代米による日本酒など連携して様々な発酵飲料ができるのではないかと期待しています。

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ビール原料である「ヤチヤナギ」の植樹場所決定!

『発酵とサステナブルな地域社会研究所』の復活プロジェクト中世のビールの原料である「ヤチヤナギ」栽培が本格スタートです。

ついに絶滅危惧植物「ヤチヤナギ」の植樹場所が決まりました!
人文A棟傍の避難場所になっている広場です。
植樹についてお詳しい理学部の徳岡徹先生と大吉崇文先生の全面的なご協力のもと進めていきます。
植樹は令和4年5月6日に行います。

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「社会連携情報交換会」開催のお知らせ

第2回社会連携情報交換会が下記の日程で開催されます。(オンライン開催のみ)
発酵とサステナブルな地域社会研究所 大原志麻教授が「発酵による地域連携の取り組み」について発表されます。

開催日時:2022年3月17日(木)14:00~16:30
開催会場:オンライン(Zoom)
※参加無料・要事前申込

『中世のビール、作れる?』毎日新聞に掲載!

「中世のビール、作れる? 静岡大研究所が復活プロジェクト」と題し、令和4年3月9日、毎日新聞(関東版)に掲載されました。

中世の欧州で飲まれていたグルートビールを静岡産の原料であるヤチヤナギを使って復活させようというプロジェクトのいきさつや目的、今後の展望、またこのプロジェクトの協力者たちについて掲載されている。

詳しくはこちらをご覧ください。

掛川東病院を中心としたビアタイズに参加!

『発酵とサステナブルな地域社会研究所』の活動として、掛川東病院を中心としたビアタイズに参加させて頂き、ビールでつながるコミュニティーとして地域を巻き込んだ新たなつながりをうむことを目的としたビール造りについて話し合いました。

◎参加者
宮地院長、市川さん、服部さん、森野先生(掛川東病院)
守屋先生(東京女子医科大学)
新井さん(中部電力)
瀬尾さん(博報堂)
高島さん(ルネサンス)
榛葉さん、戸塚さん(掛川市役所)
大原先生、板倉先生(静岡大学/発酵とサステナブルな地域社会研究所)

◎今後の展開

ビールを中心に人がつながる段階としては;
■醸造段階
試作品
特注ビールグラス
■完成時
完成披露イベント
■販売期間
グラスには掛川産陶器、地元の木を使う。静岡の美大生にラベルデザインを募集する。飲みながらの話題提供に榊や掛川の寺社の酵母を使うなどのアイデアが出ました。焚火を囲むと会話が増えるそう。100%掛川産(ホップ、麦芽、モルト)ビールも視野に入れるようです。
掛川の気候・市民性・文化・食などを市民と有志でブレストし、実現に向けてさらにヒアリングを続けます。

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ガイアフロー静岡蒸溜所と連携!

『発酵とサステナブルな地域社会研究所』がガイアフロー静岡蒸溜所と連携をすることとなり、ガイアフロー静岡蒸溜所見学会および打ち合わせを行いました。

◎参加者
代表取締役 中村大航さん、副社長 中村美香さん(ガイアフロー静岡蒸溜所)
理学部の丑丸先生、人文社会科学部の横濱先生、川瀬先生、
サステナビリティセンターの板倉先生、大原先生

所長 大原志麻教授より
「ガイアフロー静岡蒸溜所を見学させて頂き、代表取締役の中村大航さん、副社長の中村美香さんと打ち合わせしました。薪での直火はスコットランドでも3か所しか行っておらず、原点に立ち戻る造酒に大いに共感しました。現在はドライイーストを使っているそうですが、静岡モルトイーストを使うことを目指していたり、また間伐材を薪に使ったりと地域に根差したウィスキー作りをされています。
ガイアフローは今回発酵とサステナブルな地域社会研究所に参画されることとなり、今後連携して活動を行っていきます。」

★ガイアフロー静岡蒸溜所

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掛川東病院のたわわビールとの連携キックオフミーティング

2022年1月13日
『発酵とサステナブルな地域社会研究所』の木村先生、板倉先生、大原先生でたわわビールkick offミーティングに参加しました。

◎参加者
宮地院長、市川さん、服部さん、森野先生(掛川東病院)
守屋先生(東京女子医科大学)
新井さん(中部電力)
瀬尾さん(博報堂)
高島さん(ルネサンス)
鈴木さん、平野さん、戸塚さん(掛川市役所)

所長 大原志麻教授より
「ビールという飲み物は日本では「みんなで飲むもの」だというイメージがあります。ビールの持つ人と人とをつなぐ価値を副次的ではなく主要な価値としてとらえて、ビール醸造や人とビールを飲むことで孤立を防ぐことが目的のプロジェクトです。ビールの特性と過程を活かした活動をしていきます。発酵とサステナブルな地域社会研究所としては掛川で伐採される葛の花や茎を活かしたSDGsなビール醸造とエコツーリズムなどから連携していく予定です。」

「中世ビール原料”ヤチヤナギ”栽培へ」静岡新聞に掲載!

「中世ビール 県産原料で 必須の植物 栽培へ」と題して、令和4年1月4日、静岡新聞(夕刊)3面に掲載されました。

2021年12月11日(土)にふじのくに地球環境史ミュージアムにて、同ミュージアム学芸員岸本先生、北海道立総合研究機構林業試験場の脇田先生、FARMENT、FUJIYAMA HUNTER‘S BEER代表の深澤さんと研究所メンバーの人文社会科学部鈴木教授、サステナビリティセンターの板倉教授、所長の大原教授、大原ゼミの学部生青木桜子さんとで、ヤチヤナギの雌の静岡への譲渡と栽培方法について話し合われた内容が掲載されている。

詳しい内容は「あなたの静岡新聞」より
https://www.at-s.com/news/article/shizuoka/1007759.html

発酵とサステナブルな地域社会研究所  大原志麻所長より
「ヤチヤナギは中世ヨーロッパで長い間、ホップ以前のビールの主原料として用いられてきましたが、植物間競争に弱く僻地に追いやられ、忘れられ、絶滅危惧種となりました。改めて見直すとヤチヤナギは野生酵母と相性がよく、リラックス効果、抗酸化作用があり、美容にもよいです。分布がスコットランドやスカンディナビア、日本では北海道に限られるヤチヤナギが、お茶の栽培地が生育環境として適切で意外にもこれまで存在しなかった静岡でよく育つ可能性が大きいことわかり嬉しいです。ホップが育成しにくい静岡で、改めてヤチヤナギをビールの原料として復活させ活用させたいです。」

関連記事
静岡大学HP掲載

ヤチヤナギについての勉強会を開催!

『発酵とサステナブルな地域社会研究所』の活動として、大変高名な植物生態学者の増澤武弘先生(防災総合センター/客員教授)よりヤチヤナギについて、下記のとおり、ご教授頂きました。

今回の勉強会では、今後の活動である、ヤチヤナギを主原料とした発酵飲料開発に向け、本研究所では、静岡に分布していないヤチヤナギの植生や栽培方法などをレクチャー頂き、重要な示唆を得ることができました。

参加者は、理学部生物学科長丑丸敬史教授、農学部木村洋子教授、サステナビリティセンターの板倉美奈子教授と所長の大原志麻教授です。

これから、地方独立行政北海道立総合研究機構森林研究本部林業試験場道東場から苗を譲り受け、”FARMENT、FUJIYAMA HUNTER‘S BEER”にて栽培を予定しております。

日 時:2021年12月6日(月)
場 所:理学部A棟571研究室

キックオフミーティング開催!

2021年12月1日設置日に『発酵とサステナブルな地域社会研究所』キックオフミーティングを開催しました!

12月1日に発酵とサステナブルな地域社会研究所にてキックオフミーティングをオンライン開催し、研究員、客員研究員と自己紹介及び今後の研究について意見交換を行いました。

今までアカデミズムと発酵産業、異なる業界間での交流の場がありませんでしたが、今後は、2か月に一度産官学による研究会やアウトリーチを行っていくこととなりました。