南アルプスの酵母のパン

7月20日(木)17時から、農学部6階ラウンジにて静岡県立静岡農業高等学校の生徒さんたちがつくった南アルプスの酵母で造ったパンを試食しました。

酵母は昨年7月に農学部と理学部の学生さんたちが悪天候のなか苦労して採ってきた高山植物の花酵母です。

セレビシエ(コオニユリ、ノリウツギ)、ラカンセア(トモエソウ、ギョリンソウ)、パラドキサス(シナノナデシコ、ヤマアジサイ)の三種類の酵母はそれぞれとても特徴があり、特にラカンセアは温度と時間の管理が難しく、発酵させるのに工夫と努力を重ねられたそうです。

素朴な味わいのラカンセアとパラドキサス、もっちりしていておいしいセレビシエのパン、あとからくる風味も違っていてそれぞれとてもおいしかったです。

2023年10月7日 南アルプスの自然遺産とその活用

日時: 2023年10月7日(土)14時~17時
場所: 静岡駅前会議室(現時点での予定です。変更の可能性があります。)

参加申込制です。 こちらからお申し込みください。申込みが定員に達しましたら参加の受付を終了させていただきます。

以下のプログラムは現時点でのものです。変更の可能紙があります。

14:00-14:05
所長挨拶
14:05-14:45
南アルプスのライチョウ
朝倉俊治(静岡ライチョウ研究会会長)
14:45-15:05
南アルプスでのウイスキーづくり
平井岳志(十山株式会社)
15:20-15:40
井川中山間地域の歴史
松本和明(人文社会科学部)
15:40-16:20
南アルプスの自然と植生
増澤武弘(静岡大学名誉教授)
16:20-16:40
井川、南アルプス花酵母
丑丸敬史(理学部)
16:40-17:00
全体での質疑応答

当日の様子はこちらをご覧ください。

2023年7月29日 家康公CRAFTのオリジナリティ― 地域のなかのビール

家康公CRAFT第2弾販売を前に、その意義を考えます。家康公CRAFT第1弾に関する記事はこちらをご覧ください。

日時: 2023年7月29日(土)13時~16時
場所: 静岡駅前会議室 B館301号室

参加申込制です。 こちら からお申し込みください。お申込みが定員に達しましたら参加の受付を終了させていただきます。【申し込みは終了しました】

司会 横濱竜也副所長(人文社会科学部)

13:10-13:40
「駿府の家康公歴史拠点における野生酵母採取」
木村洋子(農学部)
13:50-14:20
「静岡市葵区と家康公CRAFT」
福島 英紀(AOI BREWING)
14:30-15:00
「都市社会におけるビール文化の歴史 -チェコの事例-」
藤井真生(人文社会科学部)
15:10-15:40
「クラフトビールを軸にした健康コミュニティ」
宮地紘樹(掛川東病院)
15:40-16:00
全体での質疑応答

当日の様子はこちらをご覧ください。

臨済寺でのサンプル採取

2023年6月28日に臨済寺に花酵母のサンプルを採らせて頂くお願いに伺いました。極めて多忙な駿府の名刹の住職に歴史的ストーリーのある花々についてご教示頂き、早速沢山の素晴らしく手入れが行き届いたお花をとらせて頂きました。蓮の花まで頂け、ご厚意が大変ありがたいです。臨済寺と静大発酵研でなにかコラボ企画ができれば嬉しいです。

家康公の駿府と薬草(2023/6/17)風景

2023年6月17日(土)家康公の駿府と薬草には60名のご来場があり、『どうする家康』と史実、駿府の薬草の現代における利活用、イギリスとの比較についてなど議論が盛り上がり、時間延長となりました。鈴木先生はリコリスの飴3種類を会場の方全員に味比べをさせてくださり、中盤に大きな刺激を与えて下さいました。

当日のプログラムはこちらをご覧ください。

家康公CRAFTを徳川家当主徳川家広さんに献上しました

2023年6月15日(木)に家康公CRAFTを徳川家当主徳川家広さんに献上しました。緊張しましたが気さくな方で、今後の駿府におけるビール研究展開について具体的なご提案を頂きました。

家康公CRAFTを持って訪問してきました

2023年6月5日に日詰学長に家康公クラフトをご紹介しに伺いました。グルートビールの時から気にかけて頂いており、ヤチヤナギ栽培にも話が及びました。

2023年6月14日に研究・社会産学連携・情報担当理事/副学長の川田先生に家康公CRAFTをお届けしました。プロジェクト研究所の運営において、いつもお世話になっています。グルートビールの時から気にかけていてくださり、この企画についても大変ご理解頂き、ありがたいです。

また、塩尻理事、森田理事、創造科学技術大学院大学院長の原先生、学長補佐の下村先生にも家康公CRAFTをお届けしました。塩尻先生は数年前にシュメールやエジプト、中世ヨーロッパのビールが再現できればという着想に至った場に居合わせたことを覚えていてくださり、今後の展開について多くのアドバイスをしてくださいました。森田理事は今後の運営について大いに相談に乗って下さいました。原先生は猛暑の農学部で熱い鍋をかき混ぜて中世グルートビールをつくっていた人文の学生たちを励ましてくださいました。下村先生は中世グルートビールの主原料であるヤチヤナギを水源のない人文棟広場で栽培するシステムを構築してくださっています。家康公クラフトは多くの先生方のご支援の賜物です。

SBSラジオ『ゴゴボラケ』で発酵研の活動が紹介されました。

静岡新聞教育文化部長の橋爪記者が2023年5月13日のSBSラジオ『ゴゴボラケ』のコーナー「3時のドリル」に出演し、発酵研の活動を紹介してくださいました。そのときの様子が静岡新聞アットエスで公開されています。ぜひご覧ください。

2023年5月30日エフエムしみず『モーニングパル』に出演しました

大原所長が2023年5月30日エフエムしみず『モーニングパル』に出演しました。家康公CRAFT誕生のきっかけや苦労話、お披露目会・乾杯イベントの様子、家康公CRAFTの3種類それぞれの特徴、今後の発酵研についての話題で大いに盛り上がりました。