2022年11月17日(木)「たっぷり静岡」出演情報

発酵研の活動についてNHK静岡の取材がありました。

まず、大原所長と法哲学の横濱副所長、日本史の松本先生および酵母研究の理学部丑丸先生と農学部木村先生で、ビールを中心とした文理融合研究とその難しさについて取材を受け、そのあと大原所長が中世グルートビール復刻についてのインタビューを受けました。

後日、大原所長と横濱副所長、および大原所長の指導学生で富士山世界遺産センターに行き、学芸員の松島先生に静岡市の歴史的拠点が一目で見られる屏風絵の説明を受けている場面を撮影されました。

さらに日を改め、久能山東照宮にて、権禰宜の竹上さん、大原所長、横濱副所長、丑丸先生、松本先生、農学部の大場さんと樋口さんで境内の酵母を採取した様子が撮影され、その酵母をどのように単離するのかを理学部で取材していただきました。

本取材の模様は2022年11月17日(木)「たっぷり静岡」(18時10分から19時00分)内で放送される予定です。ぜひご覧ください。

久能山東照宮に家康手植えの梅の木があります。これは社殿のすぐ下に高さ5メートル前後の「実割梅(みわりうめ)」と呼ばれる梅の木で、徳川家康が駿府城に植え、そのあと明治の初め、久能山に移し替えられたそうです。写真の梅干しはその実割梅から作った奉納用の梅干しで、今回特別に分けていただきました。みんなでありがたくいただきます。

丑丸敬史先生がエフエムしみず『モーニングパル』「Voice of SDGs」に出演しました

2022年10月の『モーニングパル』「Voice of SDGs」は発酵研特別月間として出演させていただいておりました。31日の最終回は理学部生物科学科の丑丸敬史先生が出演しました。

丑丸先生のお話は、酵母採取の仕方などを解説した家康公ビール最前線からはじまり、丑丸先生のご専門である分子生物学のお話、今後の家康公ビールとビールを通じた静岡市・静岡県の宣伝およびコミュニティ作りなど、多岐にわたる話題でした。最終回にふさわしく、今後の発酵研の活動のまとめもお話してくださいました。

2022年10月の月曜日朝は薄曇りである日が多かったのですが、最終日の31日は快晴で、スタジオから富士山をくっきり眺めることもできました。

エフエムしみずのインスタグラムではラジオ番組放送の様子を拝見できます。こちらも合わせてご覧ください。

松本和明先生がエフエムしみず『モーニングパル』「Voice of SDGs」に出演しました

人文社会科学部の松本和明先生がエフエムしみず『モーニングパル』「Voice of SDGs」に出演しました。松本先生は静岡市市内古文書調査員を歴任されており、現在は西宮神社文化研究所客員研究員としてもご活躍です。今朝は徳川家康と静岡市についてお話してくださいました。来年の大河ドラマ『どうする家康』が放映されると、聖地巡礼をしに静岡市にお越しになる大河ドラマファンが多くなると思いますが、松本先生のお勧めは、家康公が晩年に居城にした駿府城を中心に歩き回ることだそうです。ひとつは側室や家康公のご令嬢を葬っている市内のお寺や、家康公が勉学をした臨済寺、小櫛神社などの神社仏閣巡り、もうひとつは家康公に名残ある町名が残る紺屋町や両替町などの市内散策だそうです。

さて、今朝の松本先生はエビスビールのTシャツを着てのご登場でした。静岡市葵区にある西宮神社はえびす様を祀っています。松本先生にぴったりの衣装でした。

パーソナリティの是永さんは番組内で11月5日のビールシンポジウムの宣伝もしてくれました。

エフエムしみずのインスタグラムもぜひご覧ください。

横濱副所長がエフエムしみず『モーニングパル』「Voice of SDGs」に出演しました

横濱副所長がエフエムしみず『モーニングパル』「Voice of SDGs」に出演しました。横濱先生は葵の紋のTシャツとかばん、それと2023年の大河ドラマ『どうする家康』に主演する松本潤さんのうちわを用意して出演しました。

静岡市と発酵研の共同プロジェクトである「家康公ビール(仮称)」プロジェクトの進捗状や販売されるときのラベルのアイデア、ドラマの聖地巡礼、静岡県のクラフトビール事情、酒税法(横濱先生は法律がご専門です)、お酒を通じたコミニュティ作り、今後の発酵研の企画など、話題豊富な15分でした。三保の松原、清水港、清見寺が一枚になっている屏風絵(富士山世界遺産センターで展示されています)をラベルにする夢が実現されれば良いですね。
エフエムしみずのインスタグラムには他の写真も掲載されています。そちらもぜひご覧ください。

掛川東病院宮地院長がエフエムしみず『モーニングパル』「Voice of SDGs」に出演しました

掛川東病院宮地院長がエフエムしみず『モーニングパル』「Voice of SDGs」に出演しました。掛川からエフエムしみずまでお車で1時間ほどかかったそうです。宮地院長は掛川の任意団体「たわわ」でコミュニティつくりの施策のひとつとして、地元のブルワリーと共同で「ひまわりビール」を作っています。アルコールの摂取は寿命を短くする影響があるとの研究があるそうですが、アルコールよりもひととのつながりの減少の方が寿命を短くする影響が強いことを指し示す研究もあるそうで、コミュニティ不足の解消を目指してビール作りをしているそうです。ビール瓶のラベルは地元の高校生がデザインしているなど、「ひまわりビール」を地域ぐるみで活動している様子を聴くことができました。
エフエム清水・マリンパルのインスタグラムではここに掲載していない他の写真も見られます。ぜひインスタグラムもご覧ください。

エフエムしみず『モーニングパル』「Voice of SDGs」に出演してきました

エフエムしみずのスタジオがあるマリンパルは清水港が見える見晴らしの良いところにあります。

今朝7時15分頃からはじまった「Voice of SDGs」に大原所長が出演しました。発酵研のはじまり、ヤチヤナギと Fujiyama Hunter’s beer の New gruit beer in progress、および今後の発酵研の予定などをお話してきました。あっという間の15分間でした。エフエムしみずのインスタグラムもご覧ください。
来週は掛川東病院の宮地院長が、地元クラフトビールを通じたコミュニティプラン「ビアタイズ」、beer(ビール)ties(結びつき)からの造語、をお話くださいます。10月10日7時00分から FMしみず『モーニングパル』をお聞きください。

エフエムしみず『モーニングパル』はサイマルラジオでお聴きいただけます。「東海/マリンパル」を選んで「LISTEN」と「再生ボタン」をクリックしてください。

清見寺と三保松原での酵母採取

9月23日未明に暴風雨をもたらした台風15号で被害を受けた方におかれましては心よりお見舞い申し上げます。

9月中旬に、清見寺三保松原から9月27日の酵母採取の許可をいただいておりました。当日はまだ台風の影響が強く残り断水が続いていましたが、清見寺と三保松原の関係者のみなさまのご了承のもと、酵母採取に参りました。清見寺と三保松原の関係者のみなさまに感謝申し上げます。

清見寺にて

まずはご住職に挨拶をさせていただきました。

ご住職のご了承をいただきながら、慎重に採取を行いました。

三保松原にて

みほしるべの山田さんにご案内いただき、了解を得ながら植物の採集を行いました。三保松原は文化財保護法に基づき国の名勝に指定されているため、勝手に松を伐採してはいけません。そこで今回は、日常的管理において伐採した松の枝や台風で落下した松の枝から葉を採取することの許可を得て、さらに指導を受けながら採集しました。また、砂浜にはハマゴウという紫色の花が美しく咲いておりその花も採集させて頂きました。

エフエムしみず『モーニングパル』「Voice of SDGs」出演情報

エフエムしみず モーニングパル の「Voice of SDGs」コーナー(毎週月曜日7:15〜7:30)で、5週連続、発酵研から出動してビールとSDGsについて語ることとなりました。ぜひお聴きください。

出演スケジュールとトピック
10/03 大原志麻 発酵研のグルートビールの取り組みとSDGs、家康公クラフトへ
10/10 宮地紘樹 ひまわりビールとSDGs、家康公クラフトへ
10/17 横濱竜也 地域づくりとクラフトビール
10/24 松本和明 家康公と歴史拠点
10/31 丑丸敬史 酵母から家康公クラフト

エフエムしみず『モーニングパル』はサイマルラジオでお聴きいただけます。「東海/マリンパル」を選んで「LISTEN」と「再生ボタン」をクリックしてください。

浅間神社での酵母採取

9月14日に浅間神社に酵母採取に行ってきました。

まずは良い酵母を採取できることを祈願していただきました。とても厳かな雰囲気で行われました。

権禰宜さんの案内で、普段は入ることのできない場所で貴重な植物も採取させていただきました。

境内の珍しい植物も、権禰宜さんのご指導に従い、採取させていただきました。一般の方は絶対に採取をしないでください。

最後に記念撮影をして、お参りをさせていただきました。良い酵母を単離できることを期待しています。

久能山東照宮での酵母採取第一弾

所長から家康公ビール(仮称)企画の報告です。

7月29日に久能山東照宮で酵母採取を行いました。久能山東照宮で採取した酵母は駿河区ビールに使う予定です。農学部木村洋子先生と木村先生の研究室学生とともに私も採取に参加するつもりで日本平に行きました。山に入る服装と装備を携えてきたつもりだったのですが、「その格好じゃ山に入れない」と権禰宜さんから指摘を受け、すぐにお役御免になりました。次回のリベンジに向けて、農学部班の服装を目に焼き付けました。

農学部班の活動を参内者の方たちが見学していました。「大学が研究してる」とお話していただいているのを耳にして、関心を持たれるのだなと思いました。農学部班が採取している間、権禰宜さんが何事も詳しくご説明してくださり、大変勉強になりました。次は副所長や歴史文化班も連れていきたいと思います。

午後から木村先生の研究室で、午前に採取したヤブコウジの花の酵母の単離作業を見学しました。

葉っぱを培養液に入れて

バーナーでピンセットを炙って

ふたをします

これで酵母が採取できるそうです。

植物によっては、全く酵母がなかったり、あっても出芽酵母(ビール原料に使う酵母)じゃなかったりするそうです。植物の採取とその酵母の単離、および酵母の解析を繰り返し行うことで、ビール醸造に適した酵母を発見していくようです。科学はすぐに結果の出るようなものではありません。何度も挑戦することが必要です。酵母班頑張ってください!