2022年11月5日 ビールシンポジウム「グローカリゼーションにおけるビール文化 Glocalizing Beer: Its Brewing, Laws and Culture」

11月5日(土)に B-nest 静岡市産学交流センターにてビールシンポジウムを開催しました。プログラムはこちらの記事でご覧いただけます。

ご来場のみなさんに楽しんでもらえるように、ヤチヤナギや酵母のシャーレなどの展示物を用意しました。

午前は理学部生物科学科の丑丸先生、静岡県工業技術研究所沼津工業技術支援センターの勝山さん、ZOO株式会社の伏見さんが講演をしてくださいました。午前は酵母研究と生物科学に関する話題でした。

1. 丑丸 敬史 (静岡大学理学部)
「大御所家康公の足跡を酵母で訪ねる〜家康公ゆかりの地からの花酵母の単離」

2. 勝山 聡 (静岡県工業技術研究所沼津工業技術支援センター)
「海洋由来微生物を活用したサワービールの開発」

3. 伏見 陽介 (ZOO株式会社)
「静岡をクラフトビア王国へ〜なぜ醸造所が増え続けるのか〜」

注意
  • 質疑応答においてホームブリューイング(家庭醸造)に関するお話がありました。アルコール度数1度以上のホームブリューイングは酒税法上禁止されています。

午後は掛川東病院の宮地院長、人文社会科学部の鈴木先生と横濱副所長が講演してくださいました。
地域、医学、英文学、法学と観光学と、多岐にわたる話題でした。

4. 宮地 紘樹 (掛川東病院)
「ビールづくりが創る人のつながりと健康」

5. 鈴木 実佳 (静岡大学人文社会科学部)
「ビールのカリカチュア」

6. 15:25~16:10 横濱 竜也 (静岡大学人文社会科学部)
「静岡におけるビール醸造と公共性」

80名を超える方々がご来場くださいました。ご来場のみなさま、ありがとうございました。

ぜひ2023年1月と2月のワイン講演会・ワインシンポジウムにも足をお運びください。

2022年9月13日 第1回プロジェクト研究所シンポジウム

静岡大学では2019年よりプロジェクト研究所制度がはじまりました。本制度の目標は社会的要請の高い分野の研究や学際研究、産学官連携、新分野の開拓などを推進することにあります。現在、29のプロジェクト研究所が設置されています。本研究所もこの制度で設置されている研究所のひとつです。

静岡大学プロジェクト研究所の活動・成果を学内外に周知することを目的として、2022年9月13日に第1回プロジェクト研究所シンポジウムが開催されました。第1回目のいちばんはじめに本研究所の横濱副所長が講演しました。発酵研のこれまでの歩みから、産官学のビール造りの取り組までをご説明いただきました。その講演動画が公開できることになりました。ぜひご覧ください。

【2022/11/22】
静大TVでも動画が公開されました。静大TV/第1回プロジェクト研究所シンポジウムもご覧ください。

2022年11月17日(木)「たっぷり静岡」出演情報

発酵研の活動についてNHK静岡の取材がありました。

まず、大原所長と法哲学の横濱副所長、日本史の松本先生および酵母研究の理学部丑丸先生と農学部木村先生で、ビールを中心とした文理融合研究とその難しさについて取材を受け、そのあと大原所長が中世グルートビール復刻についてのインタビューを受けました。

後日、大原所長と横濱副所長、および大原所長の指導学生で富士山世界遺産センターに行き、学芸員の松島先生に静岡市の歴史的拠点が一目で見られる屏風絵の説明を受けている場面を撮影されました。

さらに日を改め、久能山東照宮にて、権禰宜の竹上さん、大原所長、横濱副所長、丑丸先生、松本先生、農学部の大場さんと樋口さんで境内の酵母を採取した様子が撮影され、その酵母をどのように単離するのかを理学部で取材していただきました。

本取材の模様は2022年11月17日(木)「たっぷり静岡」(18時10分から19時00分)内で放送される予定です。ぜひご覧ください。

久能山東照宮に家康手植えの梅の木があります。これは社殿のすぐ下に高さ5メートル前後の「実割梅(みわりうめ)」と呼ばれる梅の木で、徳川家康が駿府城に植え、そのあと明治の初め、久能山に移し替えられたそうです。写真の梅干しはその実割梅から作った奉納用の梅干しで、今回特別に分けていただきました。みんなでありがたくいただきます。

丑丸敬史先生がエフエムしみず『モーニングパル』「Voice of SDGs」に出演しました

2022年10月の『モーニングパル』「Voice of SDGs」は発酵研特別月間として出演させていただいておりました。31日の最終回は理学部生物科学科の丑丸敬史先生が出演しました。

丑丸先生のお話は、酵母採取の仕方などを解説した家康公ビール最前線からはじまり、丑丸先生のご専門である分子生物学のお話、今後の家康公ビールとビールを通じた静岡市・静岡県の宣伝およびコミュニティ作りなど、多岐にわたる話題でした。最終回にふさわしく、今後の発酵研の活動のまとめもお話してくださいました。

2022年10月の月曜日朝は薄曇りである日が多かったのですが、最終日の31日は快晴で、スタジオから富士山をくっきり眺めることもできました。

エフエムしみずのインスタグラムではラジオ番組放送の様子を拝見できます。こちらも合わせてご覧ください。

松本和明先生がエフエムしみず『モーニングパル』「Voice of SDGs」に出演しました

人文社会科学部の松本和明先生がエフエムしみず『モーニングパル』「Voice of SDGs」に出演しました。松本先生は静岡市市内古文書調査員を歴任されており、現在は西宮神社文化研究所客員研究員としてもご活躍です。今朝は徳川家康と静岡市についてお話してくださいました。来年の大河ドラマ『どうする家康』が放映されると、聖地巡礼をしに静岡市にお越しになる大河ドラマファンが多くなると思いますが、松本先生のお勧めは、家康公が晩年に居城にした駿府城を中心に歩き回ることだそうです。ひとつは側室や家康公のご令嬢を葬っている市内のお寺や、家康公が勉学をした臨済寺、小櫛神社などの神社仏閣巡り、もうひとつは家康公に名残ある町名が残る紺屋町や両替町などの市内散策だそうです。

さて、今朝の松本先生はエビスビールのTシャツを着てのご登場でした。静岡市葵区にある西宮神社はえびす様を祀っています。松本先生にぴったりの衣装でした。

パーソナリティの是永さんは番組内で11月5日のビールシンポジウムの宣伝もしてくれました。

エフエムしみずのインスタグラムもぜひご覧ください。

横濱副所長がエフエムしみず『モーニングパル』「Voice of SDGs」に出演しました

横濱副所長がエフエムしみず『モーニングパル』「Voice of SDGs」に出演しました。横濱先生は葵の紋のTシャツとかばん、それと2023年の大河ドラマ『どうする家康』に主演する松本潤さんのうちわを用意して出演しました。

静岡市と発酵研の共同プロジェクトである「家康公ビール(仮称)」プロジェクトの進捗状や販売されるときのラベルのアイデア、ドラマの聖地巡礼、静岡県のクラフトビール事情、酒税法(横濱先生は法律がご専門です)、お酒を通じたコミニュティ作り、今後の発酵研の企画など、話題豊富な15分でした。三保の松原、清水港、清見寺が一枚になっている屏風絵(富士山世界遺産センターで展示されています)をラベルにする夢が実現されれば良いですね。
エフエムしみずのインスタグラムには他の写真も掲載されています。そちらもぜひご覧ください。

掛川東病院宮地院長がエフエムしみず『モーニングパル』「Voice of SDGs」に出演しました

掛川東病院宮地院長がエフエムしみず『モーニングパル』「Voice of SDGs」に出演しました。掛川からエフエムしみずまでお車で1時間ほどかかったそうです。宮地院長は掛川の任意団体「たわわ」でコミュニティつくりの施策のひとつとして、地元のブルワリーと共同で「ひまわりビール」を作っています。アルコールの摂取は寿命を短くする影響があるとの研究があるそうですが、アルコールよりもひととのつながりの減少の方が寿命を短くする影響が強いことを指し示す研究もあるそうで、コミュニティ不足の解消を目指してビール作りをしているそうです。ビール瓶のラベルは地元の高校生がデザインしているなど、「ひまわりビール」を地域ぐるみで活動している様子を聴くことができました。
エフエム清水・マリンパルのインスタグラムではここに掲載していない他の写真も見られます。ぜひインスタグラムもご覧ください。

「静岡大学環境報告書2022」と「社会連携シーズ集2022」、お知らせ

静岡大学環境報告書2022
静岡大学環境報告書にて静岡大学環境報告書2022が公開されています。静岡大学環境報告書2022の28,29ページに中世グルートビールの再現が書かれています。発酵研が誕生したきっかけをお読みいただけます。
社会連携シーズ集2022
お知らせ
2022年11月5日(土) に B-nest で開催されますビールシンポジウム「グローカリゼーションにおけるビール文化 Glocalizing Beer: Its Brewing, Laws and Culture」の参加申し込みを受け付けています。会場定員が60名で、申し込み数が60名に達すると受け付けを終了させていただきます。参加をご希望の方はなるべく早くにお申し込みください。
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