日本学術会議中部地区会議学術講演会 「微生物がつなぐ文理融合研究―野生酵母クラフトビールと地域振興―」

2023年12月15日(金)に静岡大学大学会館ホールにて日本学術会議中部地区会議学術講演会 「微生物がつなぐ文理融合研究―野生酵母クラフトビールと地域振興―」を開催します。

微生物がつなぐ文理融合研究―野生酵母クラフトビールと地域振興―

「野生酵母による発酵飲料・発酵食品開発」

(A)「野生酵母に学ぶ多様な微生物世界」

  丑丸 敬史(静岡大学学術院理学領域生物科学系列教授)

(B)「地域の野生酵母が生んだ予想外の展開」

  木村 洋子(静岡大学学術院農学領域応用生命科学系列教授)

「歴史研究と物語性-家康公クラフトを一例として-」

 松本 和明(静岡大学学術院人文社会科学領域人間・社会系列准教授)

「日本におけるクラフトビールツーリズムの可能性」

 横濱 竜也(静岡大学学術院人文社会科学領域法学系列教授)

リンク:静岡大学プレスリリース

11月28日(火)NHK「たっぷり静岡」酵母スーパーセルビシエ

11月28日(火)18時10分から19時のNHK「たっぷり静岡」で発酵研が発見した酵母スーパーセルビシエについて放送されます。

12月1日発売開始の家康公クラフト第三弾は市販のロンドンエールよりも遥かに性能のよいサッカロミセス・セルビシエで造られます。

この酵母は清水区のHOURSEHEAD LABS(HHL)、葵区のアオイブリューイング、駿河区の静岡醸造によって、それぞれの特徴を生かした個性的なビール造りに使われます。HHLの高見さんに出来立ての家康公クラフトを試飲させて頂きましたが、酵母の力強さが際立つおいしいビールとなっていました。

農学部の木村研究室では、どのように酵母を採取し、セルビシエを見つけ出したのか、語りつくせない苦労話と、性能の良い野生酵母を見つけた安堵についてお話しを伺いました。

放送は11月28日(火)18時10分から19時のNHK「たっぷり静岡」です。ぜひご覧ください。

家康公CRAFTが再販されました

2023年10月26日に「家康公CRAFT」が再販されました。今回は静岡浅間神社境内のギフトショップだけでなく、静岡駅すぐの駿府楽市、匠宿、静岡大学生協、県内数カ所のイトーヨーカドーとイオンでも販売されます。ぜひご購入ください。

2023年12月23日 家康公クラフトというコンテンツ

2023年12月23日に研究会「家康公クラフトというコンテンツ」を開催します。NHK『どうする家康』終盤での家康公CRAFT第三弾販売と総括を行います。

日時: 2023年12月23日(土)13時~16時
場所: B-nest 静岡市産学交流センター プレゼンテーションルーム(ペガサート6階)

参加申込制です。 こちらからお申し込みください。申込みが定員に達しましたら参加の受付を終了させていただきます。

以下のプログラムは現時点でのものです。変更の可能紙があります。

13:10-13:50
地域と一緒に創るビールブランドの可能性
瀬尾瑛峻(博報堂)
14:00-14:30
グルートビール及びビール醸造と地域とのつながり
深澤道男(株式会社FARMENT)
14:40-15:20
家康公クラフトと大河ドラマツーリズム
横濱竜也(人文社会科学部)

当日の様子はこちらをご覧ください。

家康公クラフト第二弾、第三弾情報

2023年9月15日に静岡醸造から受け取りました麦汁を沼津工業技術支援センターにお届けしました。この麦汁は家康公クラフト第二弾と第三弾に利用される予定です。発売日など、お知らせできることが出てきましたら、ウェブサイトで公表します。お楽しみに。

エフエム清水・マリンパル「日曜ネイチャーランド」出演

2023年8月20日のエフエム清水・マリンパルの「日曜ネイチャーランド」に丑丸先生が生放送で出演されました。家康公クラフトについて、家康公ゆかりの地に秋冬に酵母を採る難しさ、そしてスケジュールの厳しさ、そしてその中でドラマチックにもフタバアオイから酵母が採れたこと(ヘクソカズラからも採れたようですが…)についてのお話しを伺うことができました。

同番組にはこれから発酵研に先生方が次々に登場します。お楽しみに。

家康公クラフトのオリジナリティ(2023/07/29)風景

「家康公クラフトのオリジナリティ」講演会が盛会にて終了しました。

木村先生には駿府の家康公歴史拠点から採集された飲料用酵母である「家康公酵母」誕生に至る経緯をご説明くださいました。

アオイブリューイングの福島さんには産官学によるオリジナルの酵母を用いた家康公クラフトのもつポジティブな可能性と今後の「うなぎパイ」に匹敵する駿府の名物になる期待についてお話しくださいました。

藤井先生には都市とビール文化の関係性の歴史についてチェコの事例をもとに、静岡市とクラフトビアの関係性について展望して頂きました。

掛川東病院の宮地院長にはビールの持つ人と人をつなげる特長から家康公クラフトの地域アイデンティティを形成する力についてお話し頂きました。

当日のプログラムはこちらをご覧ください。

2023年7月29日 家康公CRAFTのオリジナリティ― 地域のなかのビール

家康公CRAFT第2弾販売を前に、その意義を考えます。家康公CRAFT第1弾に関する記事はこちらをご覧ください。

日時: 2023年7月29日(土)13時~16時
場所: 静岡駅前会議室 B館301号室

参加申込制です。 こちら からお申し込みください。お申込みが定員に達しましたら参加の受付を終了させていただきます。【申し込みは終了しました】

司会 横濱竜也副所長(人文社会科学部)

13:10-13:40
「駿府の家康公歴史拠点における野生酵母採取」
木村洋子(農学部)
13:50-14:20
「静岡市葵区と家康公CRAFT」
福島 英紀(AOI BREWING)
14:30-15:00
「都市社会におけるビール文化の歴史 -チェコの事例-」
藤井真生(人文社会科学部)
15:10-15:40
「クラフトビールを軸にした健康コミュニティ」
宮地紘樹(掛川東病院)
15:40-16:00
全体での質疑応答

当日の様子はこちらをご覧ください。

臨済寺でのサンプル採取

2023年6月28日に臨済寺に花酵母のサンプルを採らせて頂くお願いに伺いました。極めて多忙な駿府の名刹の住職に歴史的ストーリーのある花々についてご教示頂き、早速沢山の素晴らしく手入れが行き届いたお花をとらせて頂きました。蓮の花まで頂け、ご厚意が大変ありがたいです。臨済寺と静大発酵研でなにかコラボ企画ができれば嬉しいです。