エフエムしみず『モーニングパル』「Voice of SDGs」に出演してきました

エフエムしみずのスタジオがあるマリンパルは清水港が見える見晴らしの良いところにあります。

今朝7時15分頃からはじまった「Voice of SDGs」に大原所長が出演しました。発酵研のはじまり、ヤチヤナギと Fujiyama Hunter’s beer の New gruit beer in progress、および今後の発酵研の予定などをお話してきました。あっという間の15分間でした。エフエムしみずのインスタグラムもご覧ください。
来週は掛川東病院の宮地院長が、地元クラフトビールを通じたコミュニティプラン「ビアタイズ」、beer(ビール)ties(結びつき)からの造語、をお話くださいます。10月10日7時00分から FMしみず『モーニングパル』をお聞きください。

エフエムしみず『モーニングパル』はサイマルラジオでお聴きいただけます。「東海/マリンパル」を選んで「LISTEN」と「再生ボタン」をクリックしてください。

丸徳商事における静大ヤチヤナギ

8月31日に北海道立総合研究機構の脇田先生と静大ヤチヤナギの株を持って丸徳商事を訪れました。田んぼにヤチヤナギを定植さえたとのご報告をいただきました(丸徳商事2022年09月09日 ヤチヤナギの定植!)。

土壌の状況は
PH: 6.7
EC: 0.1ms/cm 未満
だそうです。これから挿し木で増やして行く予定だそうです。丸徳商事さんのヤチヤナギも楽しみです。

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清見寺と三保松原での酵母採取

9月23日未明に暴風雨をもたらした台風15号で被害を受けた方におかれましては心よりお見舞い申し上げます。

9月中旬に、清見寺三保松原から9月27日の酵母採取の許可をいただいておりました。当日はまだ台風の影響が強く残り断水が続いていましたが、清見寺と三保松原の関係者のみなさまのご了承のもと、酵母採取に参りました。清見寺と三保松原の関係者のみなさまに感謝申し上げます。

清見寺にて

まずはご住職に挨拶をさせていただきました。

ご住職のご了承をいただきながら、慎重に採取を行いました。

三保松原にて

みほしるべの山田さんにご案内いただき、了解を得ながら植物の採集を行いました。三保松原は文化財保護法に基づき国の名勝に指定されているため、勝手に松を伐採してはいけません。そこで今回は、日常的管理において伐採した松の枝や台風で落下した松の枝から葉を採取することの許可を得て、さらに指導を受けながら採集しました。また、砂浜にはハマゴウという紫色の花が美しく咲いておりその花も採集させて頂きました。

エフエムしみず『モーニングパル』「Voice of SDGs」出演情報

エフエムしみず モーニングパル の「Voice of SDGs」コーナー(毎週月曜日7:15〜7:30)で、5週連続、発酵研から出動してビールとSDGsについて語ることとなりました。ぜひお聴きください。

出演スケジュールとトピック
10/03 大原志麻 発酵研のグルートビールの取り組みとSDGs、家康公クラフトへ
10/10 宮地紘樹 ひまわりビールとSDGs、家康公クラフトへ
10/17 横濱竜也 地域づくりとクラフトビール
10/24 松本和明 家康公と歴史拠点
10/31 丑丸敬史 酵母から家康公クラフト

エフエムしみず『モーニングパル』はサイマルラジオでお聴きいただけます。「東海/マリンパル」を選んで「LISTEN」と「再生ボタン」をクリックしてください。

浅間神社での酵母採取

9月14日に浅間神社に酵母採取に行ってきました。

まずは良い酵母を採取できることを祈願していただきました。とても厳かな雰囲気で行われました。

権禰宜さんの案内で、普段は入ることのできない場所で貴重な植物も採取させていただきました。

境内の珍しい植物も、権禰宜さんのご指導に従い、採取させていただきました。一般の方は絶対に採取をしないでください。

最後に記念撮影をして、お参りをさせていただきました。良い酵母を単離できることを期待しています。

第二回研究会(2022.9.2)資料公開

2022年5月6日に行われました研究会のスライド(抜粋されたスライドを含む)をご覧いただけます。

日時 9月2日(金)13時~17時
場所 静岡大学静岡キャンパス人文L棟4階 経済会議室
対面+zoomによるオンライン開催

<発酵産業とコモンズ班>

13時00分―14時00分 大貝健二(北海学園大学経済学部)
量的縮小下における中小清酒製造業の展開―北海道・東北を中心に―

<発酵に関わる歴史・文学・言語の研究と歴史文化拠点の形成班>

14時00分―15時00分 鈴木実佳(人文社会科学部言語文化学科)
18世紀のトウヒ(唐檜)ビール(spruce beer)


15時00分―15時30分 大原志麻(人文社会科学部言語文化学科)
古代ギリシア・ローマのガルムー静岡での再現に向けてー

***休憩***

<発酵×法令×SDGs×健康長寿のまちづくり班>

16時00分―17時00分 横濱竜也(人文社会科学部法学科)
発酵飲料と公共圏の生成――酒造と酒宴の「生態学」に向けた準備

久能山東照宮での酵母採取第一弾

所長から家康公ビール(仮称)企画の報告です。

7月29日に久能山東照宮で酵母採取を行いました。久能山東照宮で採取した酵母は駿河区ビールに使う予定です。農学部木村洋子先生と木村先生の研究室学生とともに私も採取に参加するつもりで日本平に行きました。山に入る服装と装備を携えてきたつもりだったのですが、「その格好じゃ山に入れない」と権禰宜さんから指摘を受け、すぐにお役御免になりました。次回のリベンジに向けて、農学部班の服装を目に焼き付けました。

農学部班の活動を参内者の方たちが見学していました。「大学が研究してる」とお話していただいているのを耳にして、関心を持たれるのだなと思いました。農学部班が採取している間、権禰宜さんが何事も詳しくご説明してくださり、大変勉強になりました。次は副所長や歴史文化班も連れていきたいと思います。

午後から木村先生の研究室で、午前に採取したヤブコウジの花の酵母の単離作業を見学しました。

葉っぱを培養液に入れて

バーナーでピンセットを炙って

ふたをします

これで酵母が採取できるそうです。

植物によっては、全く酵母がなかったり、あっても出芽酵母(ビール原料に使う酵母)じゃなかったりするそうです。植物の採取とその酵母の単離、および酵母の解析を繰り返し行うことで、ビール醸造に適した酵母を発見していくようです。科学はすぐに結果の出るようなものではありません。何度も挑戦することが必要です。酵母班頑張ってください!

静岡市と地元醸造所と連携してビール開発を実施します

本研究所は静岡市と地元醸造所と連携して地ビール「家康公ビール(仮称)」の商品開発をすることになりました(2022年8月24日の静岡新聞の報道)。

「家康公ビール(仮称)」は2023年春頃に発売予定です。「家康公ビール(仮称)」における本研究所の活動は本ウェブサイトで報告していきます。お楽しみに。

ひまわりを贈呈しました

本研究所と掛川東病院のコラボでカケガワビールにこの夏ひまわりビールを造って頂く計画が進行中です。
発酵研では人文社会科学部避難広場を、掛川東病院の院長先生、男子学生の多い経済の新入生セミナー、大原ゼミの学部生と院生とで整備し、種を蒔きました。ひまわりは順調に咲きほこりました(7月13日、8月9日8月23日)。咲いたひまわりを干して、ビールの醸造タンクに入れ、ひまわりビールが出来上がります。

掛川東病院の宮地院長に人文棟のひまわりの花を贈呈しました。ひまわりの贈呈に、大村言語文化学科長と、大原研の西ヶ谷さんが立ち会ってくださいました。

所長も記念撮影をしました。

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